La vie de Ballet ~レッスンから学ぶバレエ事典〜

バレエのレッスン中に教えて頂いた事、感じた事、発見した事、バレエ作品の歴史やあらすじ、バレエのパに関する事、筋肉の使い方などなど、バレエに触れる中で気づいたことを忘れないように書き留めています。

バリエーション

見た目だけ真似てもダメを実感した出来事 ~ジゼル~

先生方が良く仰ること、見た目だけ真似てもダメ。 技術的なものはさておき(技術的なことも同様だと思うけど)、表現を必要とする場面ではこれは真実だなーと思うことが先日あった。 ジゼルの1幕のバリエーション。 バリエーション半ばの左右のアンドゥダン…

ライモンダ第2幕 ヘンリエッタのバリエーション

ライモンダ第2幕のへンリエッタのバリエーションを踊るにあたって、役柄について調べてみた。 下記サイトを参考にさせて頂きました。 http://www2.tbb.t-com.ne.jp/meisakudrama/meisakudrama/Raymonda.html ライモンダの第2幕がどんな場面なのかというと ジ…

3回目のリハーサル振り返り

3回目のリハーサル映像を細かく見た。 前回注意されたところも「やってるつもり」が実際には全然出来ていない… 例えば~ フェッテの軸足をクロワゼに出す フェッテの前にドゥバンに脚を出すときにお尻を一つに エカルテの向き オーロラのシェネみたいなパ(…

バリエーションを練習しながら考える事

バリエーションを練習しながらアンドゥオールを考える。 初めのポーズからの歩き出し フェッテ フェッテしてアラベスクから1番ポジションを通るところ このほんの1フレーズだけでもアンドゥオールし続けて、と思うとヘトヘトになる・・・ ブレブレのパドブレ…

ポジションの意識

1番~5番(6番)の脚のポジションを踊りの中でどう活用していくのか?について最近考える。そもそもポジションをパの中でどう捉えていくのか。パの初めや終わりがポジションで終始するのは分かるけれど、パの途中ではどうなるのか。 そもそもこの疑問が沸き…

バーレッスンを踊りに生かせない

バーレッスンで積み重ねていることをセンターレッスンやバリエーションで生かすことが難しい。アンドゥオールを凄く気をつけながらバーレッスンをしていても、それが踊りになると何だか別物になる。バリエーションの初めのフェッテで、凄くタイトなところを…

少し進化したバリエーションの練習

バリエーションの練習をしていて、「ここはエトワールのバリエーションで教えて貰ったことが応用できる。」「ここは、普段のレッスンでのあのアドバイスが応用できる。」と思うことがあった。それは本来は当たり前で、過去のリハーサルや普段のレッスンが次…

バリエーションの解釈

先日、M先生からジゼル1幕のバリエーションの解釈について伺う機会があった。 その中でとても素敵だなぁと思ったのが、バリエーションの真ん中あたりでディアゴナルでケンケンするところ。 あそこは、ジゼルが初恋でドキドキしているのを表してると思う、と…

少しだけ進歩

バリエーションの初めのプリエから巻き込みのところを何度も練習してみた。自分の映像を見比べると、巻き込みでしっかり立てている時は、その前のプリエがきちんと踏めている。なので、巻き込みの前の右脚をアラスゴンドに出してプリエをいつもより少し意識…

その先にあるもの

バーレッスンでアンドゥオールを徹底して練習。プリエタンジュジュテロンデジャンブ…. 軸脚も動脚もアンドゥオールして使う。どのポジションでもアンドゥオールする。こんなに気をつけてバーレッスンしたのに、センターレッスンやバリエーションになるとアン…

踵の意識から繋がる事

今練習しているバリエーションが、とにかくポワントワークをコントロール出来ないと何1つ出来ない(もちろん本来、ポワントワークをコントロール出来ないとどんな踊りも踊れないのだろうと思うけど)ので、とにかくコントロール出来るようになるレッスンやト…

床を押す力と押し返す力 〜脚のロック〜

石井久美子さんの動画を見ていてこんな写真を見つけた。 石井久美子さんの動画「脚のロック」から 左の脚、まさに私がこんな脚。 足裏が弱くて脚のロックが出来ていない脚。 この動画を喰い入るように見た。 床を押せるだけじゃなく、床からの押し上げもでき…

冷静に、正確に

バリエーションを踊る時、だけでなく普段のバーレッスンやセンターレッスンでも、難しいパをやろうとするとついがむしゃらになる。がむしゃらになるので、冷静さを失い、基本のポジションなども忘れてしまうので、余計に出来なくなる。 先日のレッスンでピケ…

リハ―サル終盤

そろそろリハーサルも終盤に差し掛かり、先日は通し稽古。全然思うようにリハーサルを進められていない。 出だしのポーズを見せる部分。もっと背中に立って床を刺したい。胸と顎はもっと上だなぁ。 アティテュードトゥールのディアゴナル。ピケアラベスクで…

プリエが踏めない

5回目のリハ。リハ前に、ディアゴナルの部分を何とかしたいと思って、自分の動画をコマ送りで何回も見てみた。アンデダンからアンドゥオールに入る前のプリエを踏めない。そこでプリエを踏んでアラスゴンドまで右脚をロンデしてから軸脚を立ちたいけど、そこ…

4回目のリハーサルとその後の自習

リハーサルも中盤戦。毎回この中盤になるとツルっと出来ていた事が出来なくなったり、伸びが全くなかったりとスランプに陥る。今回も。 初めのころはアティテュードトゥールにこんなに苦戦していなかったのに、ここにきて苦戦。回れない。プリエが踏めない。…

アームスの意識の仕方とプリエの重要性再認識 ~3回目のリハ~

3回目のリハーサルはあまり納得のいく踊りが出来ず、翌日自習をしてみた。アティテュードトゥールは、いつものピルエット同様に開く右手が強すぎるし、アンオーのポジションにしたときの左手がきちんとアンオーになっていない。そしてアンオーのポジションが…

アームスが邪魔をしている

木曜日のレッスンで気付いたこと。シャンジュマンやアントルシャカトルの時に、上体が反ってしまって両脚が上体より後ろになっている。だから指先まで踏み切れないし、カトルでは内腿がちゃんと打てない。本来は上体の真下に脚。地に足がついているときとそ…

自習で気付いたこと ~ドルシネアのバリエーション~

次のリハーサルまでに自習。リハーサルでのアドバイスや注意点を復習したり、練習したりすると同時に細かい所を一つ一つ確認していく。リハーサルで指摘された出のところのポーズ、シャッセして胸をもっと前に、はテリョーシキナさんのこのポーズを参考にす…

上体の重要性 ~2回目のリハーサル~

1日空けて2回目のリハーサル。映像を撮って貰ったので家でコマ送りで何度も見返す。たまたまテリョーシキナさんの映像と同じ角度の映像だったので、つぶさに比較して見比べる。何から何まで違いすぎるのは当たり前だけど、何が一番違うのか。何であんなに自…

1回目のリハ

今日は、ドルシネアのバリエーションの1回目のリハ。音を掛けて通すと振りを追うのに必死で、ボロボロ。細かいところなんて全然気をつけられない。絞ったアティテュード。肋骨を一段上に上げたような上体のアラベスク。アティテュードトゥールも全然回り切れ…

マリインスキーのドルシネアのバリエーション

ロン・デ・ジャンブの時にエカルテのポジションを通るのが難しい。最も基本のバーレッスンのロンデジャンブアテールでもきちんとエカルテドゥヴァン、エカルテデリエールを通っていない。骨盤を動かさないで股関節で脚を動かせていないからかな、と思う。股…

昨日見つけた映像

今日のバーレッスンでアラスゴンドに脚をデガジェで出して軸脚プリエでそのプリエだけでジャンプしてデガジェの脚に体重移動する、という練習がありました。デガジェの脚に重心を取られないように軸脚にプリエして床を押し切って上に跳ぶ。指で床を押し切る…

サタネラ ~ピルエットとシェネ~

サタネラの本番まで後残すところ1回のリハーサルのみとなりました。今週月曜日は思い切り自習が出来る最後のチャンスだったので、文字通り思い切り、納得いくまで、そのほとんどの時間をピルエットとシェネに費やして自習をしました。 まずはピルエット。☆ …

アンドゥオール、アンドゥオール、アンドゥオール

サタネラのバリエーション後半のディベロッペで脚を上げながらマネージュしていくパ。エカルテでキープするのが難しく、どうしてもバットマンみたいになってあっという間に脚を乱暴に下ろすということになってしまいます。脚の付け根の腱を傷める位練習して…

パの中での正しいプリエの重要性

バレエを踊る上で正しいプリエが重要なことは何となくわかっていたつもりでしたが、最近それを身を以って体験しました。バリエーションのリハーサル映像を何度も見ていて、自分のプリエがとにかくお尻が抜けていてきちんと上から床を踏めていないので、その…

サタネラagain

9月にある小さな舞台、出演も演目も迷っていましたが、サタネラで出演する事に決めました。 昨年の同じ舞台でグランでサタネラを踊ったのですが、その時はアダージオ中心の練習になり、バリエーションはあまり突き詰めて練習出来なかったので、今回は昨年練…

女性ヴァリエーションとソロの難易度を考察

好きなヴァリエーションを踊る機会があるとき、選択にとても迷います。迷った時にネットで検索すると、難易度別に紹介されているサイトがありとても参考になります。でもこの難易度の評価に結構???と思うこともあるので、今回はヴァリエーションの難易度…

ライモンダ第3幕のバリエーション

ライモンダ第3幕のライモンダのバリエーション。これは結婚式の場面のバリエーションにも係らず、少し悲しげなとても静かな音楽と踊りで、結婚式の華やかさとか幸福感に溢れているとは言い難い踊りです。 何故なんでしょうか? 以前から色々なサイトを見て調…

バリエーションを選ぶ

私の通っているスタジオでは発表会とは別に年に1回小さい舞台があります。そこでは好きな作品を踊る事ができます。 クラシックのバリエーションコンテンポラリーキャラクターダンスバリエーション以外のソロ 踊りならほぼ何でもOK、だと思います。まだベリー…