La vie de Ballet ~レッスンから学ぶバレエ事典〜

バレエのレッスン中に教えて頂いた事、感じた事、発見した事、バレエ作品の歴史やあらすじ、バレエのパに関する事、筋肉の使い方などなど、バレエに触れる中で気づいたことを忘れないように書き留めています。

昨日のレッスン ~胸で照明を受け止める~

昨日のレッスンは3人。
木曜日の夜はゲスト講師のK先生が教えて下さいます。
中上級クラスで特にセンターは難しいのですが、先生のアンシェヌマンはいつもとても素敵で、バレエを踊っている!という気持ちを満足させて下さる振付です。アンシェヌマンと音楽がピッタリ合っているところも素敵で、踊っていていつもとても気持ちよいです。

3人だけだったのでいつもつく位置とは違う位置でバーレッスンを受講したのですが、そうすると先生のお手本の見え方も違って、先生の胸がとても広くて、上がっている、う~んどう表現したら分かり易いのか思案しますが、舞台上で胸にライトがあたっている感じで、とても素敵に見えました。
ああいう風に上体を使いたいなぁ、と思ってバーレッスンが終わってセンターに入る前のストレッチの時間帯に伺ってみました。

背中の胸椎の裏側あたりに何か当たっている感じで胸を後ろから突き上げられている感覚

肩の内側(腕の付け根部分)を広げて腕につながっている感覚

など、色々なヒントを頂きました。
先生曰く、

色々なヒントの中で自分にピンと来るものを選んでそれを実践すると良いと思いますよ。

センターレッスンになるとそんなことはすっかり忘れてしまうのですが、少しでも気をつけていかないと身につかないですよね。

先生から色々吸収したいなぁ、と思います。

レッスン後に勉強会の自習。
サタネラの初めの部分ピケで立ってルティレから床を叩く振りのところ、どうしてもルティレが鎌足になってしまうのですが、ピケで立つ軸脚をアンドゥオールして開いて使うと、ルティレの脚もアンドゥオールされるので、鎌足じゃ無くなる、というアドバイスを頂きました。
早速やってみると、確かに!鎌足の方ばかり気にしていたのですが、軸脚が開いて使えていないからもう一方の脚も開かず、鎌足になっていた!

昨日はとても充実したレッスン時間でした。レッスン時間を充実させるのも、無為な時間にするのも全て自分次第、と改めて肝に銘じました。