La vie de Ballet ~レッスンから学ぶバレエ事典〜

バレエのレッスン中に教えて頂いた事、感じた事、発見した事、バレエ作品の歴史やあらすじ、バレエのパに関する事、筋肉の使い方などなど、バレエに触れる中で気づいたことを忘れないように書き留めています。

床を踏む、と、細くて高い軸

この記事は友人が書いたものです。
上半身というかアームスがターンアウトを助けてくれる、という内容。

https://aplomb.at.webry.info/201101/article_7.html

そしてこちらは床を踏むこと。

https://aplomb.at.webry.info/201109/article_8.html

忘れないようにこちらにリンクを貼って覚書き。
特に床を踏む事は今レッスンで一番大事にしていることなので、メモ。

先週末から始まったリハーサル。
振付に入っているソーテとグランアッサンブレの跳ぶタイミングをレッスンでも注意するよう心がけています。

昨日のレッスンでは、ルティレでソーテとグリッサードがセンターのアンシェヌマンにあり、いずれも跳ぶタイミングに注意。
ルティレでのソーテは、トンベで軸足に体重を載せ切ってプリエ、クペの脚にも体重は載っていて、プリエの時は床に体重を載せ切っているけれど所謂引きあがった状態でプリエを踏み、プリエから床を押してこの時に胸も丹田(かな???)も下ろす感じで上に跳ぶ。
プリエでは引きあがり、ジャンプでは床を押す。
グリッサードもプリエで中は引きあげていて、体重移動の時には床を押す。
どちらも脚を出すときはプリエで軸足に体重を載せ切った状態。
体重移動が早すぎると床を押せない。

もう一つ昨日のレッスンで気づいたことは、ピケアラベスク体重移動
軸足に載っている時は背中にいるのに、ピケで立つ瞬間に前にくる。いつも注意されていることですが、昨日はその前に行く瞬間をはっきりと自覚できました。
ピケに立つ直前に前腿や前側に体重がきている。
いわゆる前のめりになっている状態が一瞬ある。
そうすると軸足の裏側に立てないし、前側に体重移動してしまうとピケで立った時に床と天井の上下方向への引っ張り合いが無くなってしまうのでピケに立ちきれない。
重心はずっと背中側にあって、軸足の裏側に立って上下の引っ張り合い。

背骨に立つ、っていう感じかなと思います、多分。
もっと背骨にまとめる感じ、
細くて高い軸を筋肉のアンドゥオールで作っていくこと、
が必要だな~と思います。