La vie de Ballet ~レッスンから学ぶバレエ事典〜

バレエのレッスン中に教えて頂いた事、感じた事、発見した事、バレエ作品の歴史やあらすじ、バレエのパに関する事、筋肉の使い方などなど、バレエに触れる中で気づいたことを忘れないように書き留めています。

在宅レッスン

東京もようやく緊急事態宣言が解除されそうですが、段階を踏んで色々な施設などが開いていくようなので、スポーツクラブに準じるバレエスタジオの再開はもう少し先になるのでしょうか?
4月10日にスタジオが閉鎖されてから約6週間、自宅でバーレッスンやほんの少しセンターレッスン、あとトレーニングを重ねてきました。
有難いことに世界中でオンラインレッスンが配信され、在宅レッスンと言っても先生のお手本があり、アンシェヌマンも出して頂けて、楽しくレッスンが出来ています。
一人で音楽をかけてレッスンではとても続かなかったと思います。
先生方に心から感謝。
自宅にはバーもなければ鏡も無いので、窓の柵をバー代わりに、ドレッサーの鏡で身体の一部を映してチェックしながらレッスンしました。
一人でレッスンしているので自己流になっている部分もきっと沢山あると思いますが、自分に集中するので今まで注意されてきたことを反芻して考えながらレッスンできる面もあります。
バーレッスンで一番気を付けてきたことは足の親指と内転筋で床をしっかり押す事。
そして音楽をバックミュージックではなくきちんとリズムを刻んで聴く事。
音楽については、バレエTVというサイトで音楽理論について説明していて、以前こちらにもメモ書きしましたが凄く参考になりました。
リズムを刻む、と思うと早い音でもしっかりパをやっていくことができるように思います。
この2つは在宅レッスンで一番学べたことだなぁ。
そしてセンターレッスンではパを確実にやること。

やってるつもりじゃなくてきちんとやる。

早い音でもしっかり確実に右、左と体重移動を確認して動く。

狭い所でのセンターレッスンなので思い切り動くことはできませんが、気を付ける点を絞ってレッスンするとかなり汗だくでレッスンした~!という感じもします。
そして呼吸であばらを閉じることも少し出来るようになりました。
あばらを閉じる、脇を作る。
これも在宅レッスンで少し出来るようになったことかも。
実際に広いスタジオで動いてみたら全然!になるかもしれませんが、約2か月に及ぶ在宅レッスンも自分にとってはかなり良い時間だったと思えるかな。
まだいつスタジオが再開するかわかりませんが、久しぶりにスタジオでレッスンするのは楽しみでもあり、少し怖くもあり。
怪我で2か月休んだ時とちょっと似た心境です。

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窓の柵がバー