La vie de Ballet ~レッスンから学ぶバレエ事典〜

バレエのレッスン中に教えて頂いた事、感じた事、発見した事、バレエ作品の歴史やあらすじ、バレエのパに関する事、筋肉の使い方などなど、バレエに触れる中で気づいたことを忘れないように書き留めています。

上体の重要性 ~2回目のリハーサル~

1日空けて2回目のリハーサル。
映像を撮って貰ったので家でコマ送りで何度も見返す。
たまたまテリョーシキナさんの映像と同じ角度の映像だったので、つぶさに比較して見比べる。
何から何まで違いすぎるのは当たり前だけど、何が一番違うのか。
何であんなに自分の踊りが汚く見えるのか。
一番の違いは上体のように思える。
アームスも脚ももちろん全然違うのだけど、上体の安定感が全く違う。
グリッサードアラベスクも、ジャンプも回転も、常に上体は安定していてぶれたりしない。
肩や胸は常に開いているし、胸から下はしっかりアンデダンで締まっていて床に刺さっている。頭は背骨にのっているし、いつも上体は背中にいる。

私はといえば、ピケアラベスクの前のプリエで肩がすぼまって前かがみになって上体も前にいってるし、だからアラベスクのポーズで上体を一段上に持っていけていない。
ジャンプでも上体が前にいったり後ろにいったり。
アティテュードトゥールでは肋骨を閉じていられなくてお腹が開いてしまう。
ディアゴナルの部分はスクエアを保てないで、脇とアームスも連動していないのでどんどん崩れて、さらに回りにくくなる。
上体は凄く重要、と今更気づいた2回目のリハーサル。