La vie de Ballet ~レッスンから学ぶバレエ事典〜

バレエのレッスン中に教えて頂いた事、感じた事、発見した事、バレエ作品の歴史やあらすじ、バレエのパに関する事、筋肉の使い方などなど、バレエに触れる中で気づいたことを忘れないように書き留めています。

一つ一つ見直していく

緊急事態宣言下の時期を除いて、久しぶりに舞台が控えていないレッスンだけの時期。
振り替えるとこんな時期は2年ぶり。
昨年は3回舞台に出たのでずっとリハーサルをしていた。

落ち着いてレッスン出来る時期なので細かい部分を見直している。
レッスン後の自習の時にポワントを履いてアラスゴンドにタンジュをしてみた。
バレエシューズでは分かり難いけど、ポワントを履いてみると見事に鎌足になっている。

裏側から出す。
踵から出す。
踵と座骨をつなげる。
骨盤は傾けずに股関節だけを動かす。
アンドゥオールし続ける。
小指側と座骨をつなげる。

を意識してひたすらタンジュだけを繰り返してみる。
鏡で確認しながらタンジュをしている時はまだしも、鏡を見ないでタンジュをしてみて完成形を確認するとやっぱり鎌足
シンプルな練習だけど、繰り返すと身体にしみこんでくることがある、と思う。
今の時期だからできる練習。

ア・テールで立つ位置も、
両脚ルルベで立つ位置も
片脚ルティレで立つ位置も、
もっともっと改善の余地がある。
細くて高い軸をつくっていくために、もっとアンドゥオールが必要。
外側の筋肉に頼らない立ち方。
もっと内側を上下にひっぱること。
固めない。

プリエももっとくるぶしとかかとを内側に引き寄せるように踏みたい。
そのためには足首の力を抜く。
足指は長く。

せっかく自分のペースでレッスンできる貴重な時期なので、この時期を大切にしたい。