La vie de Ballet ~レッスンから学ぶバレエ事典〜

バレエのレッスン中に教えて頂いた事、感じた事、発見した事、バレエ作品の歴史やあらすじ、バレエのパに関する事、筋肉の使い方などなど、バレエに触れる中で気づいたことを忘れないように書き留めています。

アームスの矯正 ~ワガノワバレエ学校方式??~

先日NHK BS1で放送されたワガノワバレエ学校で学ぶ男子生徒4人のドキュメンタリーの中で、低学年の生徒へのアームスの使い方の指導に取り入れられている方法として、指にペンを挟んで練習する映像が紹介されていました。
指にこんな感じでペンを挟みます。

 

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放送翌日、先生にやってみたら?と声を掛けて頂いたので、早速バーレッスンでトライしてみました。
私の場合、特に左手の薬指と小指が縮こまるのをずっと指摘されてきているのですが、ペンを持ってみると縮こまってくると自覚できるので、直すことができます。
そしてアームスも正しいポジションに導かれるのか、脇を立てることが出来て、脇を置いていくことなく連れていくことができて、いつもヨタヨタするデトルネやストゥニューがとてもスムーズに。

昨日はペンを使わずにバーレッスンをやってみましたが、指がペンの感覚を覚えていて、いつもよりアームスを正しく意識することが出来るように思いました。

指先、ほんの小さなことですが、バレエの上体の使い方に大きく影響しているんですね。