La vie de Ballet ~レッスンから学ぶバレエ事典〜

バレエのレッスン中に教えて頂いた事、感じた事、発見した事、バレエ作品の歴史やあらすじ、バレエのパに関する事、筋肉の使い方などなど、バレエに触れる中で気づいたことを忘れないように書き留めています。

舞台ヒストリー② ~コール・ド・バレエ~

初めて発表会に出演してから常に踊ってきたのがコール・ド・バレエ。 今迄踊ったコール・ド・バレエは一体いくつあるだろう・・・? くるみ割り人形第2幕より花のワルツ くるみ割り人形第1幕より雪の情景 パキータよりグランパの第2カドリーユ&第1カドリー…

背骨が見えた!ピルエット再考

ピルエット再考 今日のレッスンは人数が少なかったので、ピルエットを細かく指導して頂いた。 私はアンドゥオールピルエットの時に反ってしまう。 もっと肩甲骨を立てて!と思うけど、回っているうちに反ってくる自覚あり。 右回りの時は、右側を行かせない…

かかとと股関節が連動している

かかとにも体重を載せていること、かかとが抜けない事、かかとに意識があること、は股関節を意識的に踏む事にもつながる。 私が苦手なピケアラベスク、ストゥニュ。 いつもふらつく。 股関節を意識的に踏むとピケアラベスクもストゥニュもいつもよりふらつか…

かかとを意識する、ということを考えてみた

先日のレッスンで、全然かかとが押せてない、全然かかとに体重が載せられていない、と指摘を受けた。 バーレッスンでかかとを意識してみると、たしかに全然かかとに体重が載っていない。 いわゆるかかとが抜けている、という状態。 かかとを意識するとは具体…

イメージを言語化する

先日NHKで放送された奇跡のレッスン、体操の内村航平選手の回で内村選手が生徒たちに イメージを言語化することが大切 と話していた。 体操の演技の中で自分がやっていることを言語にすることで明確になる。 バレエのレッスン時に先生がこの言葉が印象に残っ…

見た目だけ真似てもダメを実感した出来事 ~ジゼル~

先生方が良く仰ること、見た目だけ真似てもダメ。 技術的なものはさておき(技術的なことも同様だと思うけど)、表現を必要とする場面ではこれは真実だなーと思うことが先日あった。 ジゼルの1幕のバリエーション。 バリエーション半ばの左右のアンドゥダン…

発表会無限ループと舞台ヒストリー① ~パキータ~

今年の発表会が最後の発表会と思って出たはずだったのに、来年がスタジオとして最後の発表会になると聞いて、迷った挙句来年の発表会にも出ることに決めた。 来年の夏の勉強会はみんながやる気ならやる。 再来年の発表会は出来ない。 という先生の言葉を聞い…

脚を押し出すことの出来る上体

この映像を見ていて、脚を押し出すことの出来る上体というか体幹がいかに重要かを痛感した。 しっかりと安定した上体があるから、脚をグイっと押し出す事ができる。 高く上げても、アラスゴンドトゥールやフェッテでも上体は常にホールドされているので脚を…

上体の使い方の研究 〜アームス、肩甲骨、腕関節と肩〜

上体の使い方が霧の中。 特にアームスや肩甲骨。 レッスンで肩ではなく、腕関節で腕を動かして、と言われるが、腕関節から動かすっていう全く感覚が無い。 脚の場合、骨盤はそのままで股関節から動かす、とよく言われるが、それがある程度意識できるのは、や…

結果がすべて

私がバレエのレッスンで常に思っていること。 練習の過程は大切じゃないとか 努力しても結果が伴わなければ意味がないとか そう考えている訳ではなく、レッスンの場や舞台で見せていることがその時の自分のすべてだと思う。 レッスン以外でトレーニングした…

ジゼル第1幕のジゼルのバリエーション

凄く久しぶりの更新。 4月に発表会が終わり、来週は勉強会。 今回は何度か踊りたいと思いながらなかなか踊る機会がなかったジゼル第1幕のバリエーションを選ぶ。 昨年5月から約1年間練習したヘンリエッタと違って約3か月のリハーサルで舞台に立つのはとても…

久しぶりにピルエットに光

昨日のレッスンで久しぶりにピルエットに光が見えた! 右ピルエットの時は、左側(身体の左側半分)で回る、を意識すると安定して回れる。 ずーっと前に教えて貰った記憶があるけど、全然ピンと来ていなかったのが、昨日レッスン中に急に理解出来て、気をつけ…

クペとク・ドゥ・ピエの違いって?

振付をメモしていて「クペ」と「クドゥピエ(シュル・ル・ドゥ・ク・ドゥ・ピエ)」ってどう違うんだっけ?という疑問が沸いたので調べてみた。 結論は、クペは動きのこと、ク・ドゥ・ピエはポジションのこと、を指してる。 チャコットのサイトのク・ドゥ・…

アームスは胸椎から

アームスを肩甲骨から動かして、とよく指導されるけど、肩甲骨からと思うと肩と連動して肩から動かしてしまいがち。(私の場合) 昨日のレッスンでセンターの時に、胸椎から、と言われたのか、自分でそう思ったのか記憶がはっきりしないけど、胸椎から動かそう…

ピルエットの練習で気付いたこと 

アンドゥオールピルエットの練習をしていて、プリエから軸脚がルルベになる瞬間に踵が内に向くことを自覚した。 プリエから立ち上がる時にお腹をアンデダンにして床を刺そうとした時に軸脚、軸脚のかかとがくるっと内を向く。 所謂かかとが抜ける状態だ。 こ…

床を押した分だけ

床を踏めた、押せた分だけ跳べるし、立っていられる(特にポワントでは)ように思う。 床を充分に押すにはそのための筋力が必要だ。 腹筋(腹圧)、お尻の筋肉、ハムストリングス、内転筋、足裏の筋肉…. 床を押そうと思うと、自分の筋力の足りなさを実感する。 …

明けましておめでとうございます

明けましておめでとうございます㊗️ 昨年もたくさんレッスンが出来て、舞台にも立つことが出来て良い一年を送ることが出来ました。 昨年は、チャコットで10年振りになる先生のレッスンを受ける事が出来ました。 年末にはずっと一緒に踊っていた友人の代講を…

バレエ はアンドゥオールありき

先日ポワントレッスンで、シュスの時に ハムストリングス側から内側を締めて、 外側くるぶしの後ろ側を立ち上げて、 と先生からの指導がありその通りにしようとしてみたけど、これって一朝一夕に出来ることではなく、とにかくアンドゥオールが出来ていないと…

バーがあると出来る理由

最近、腰痛のリハビリでピラティスを週に1回20分やっている。 整形外科でのリハビリなので、腰痛の軽減のためのトレーニングだけなのだけど、それでもちょっと身体の使い方を考えるようになる。 反り腰なのと、前腿が固いのを改善するトレーニングを繰り返し…

アンドゥオールの重要性

バレエはアンドゥオールが出来ていないととにかく何も綺麗にはできない、ということが最近身に染みる。 ルティレのお尻が上がってしまうのもアンドゥオールが出来ていないからだし、 ピルエットが回れないのもアンドゥオールが出来ていないからだ、というこ…

「昔取った杵柄」より「継続は力なり」

仲間内でコンサート形式の忘年会というかクリスマス会を開催することになり、腰を痛めていたり、仕事であまり練習時間がなかったりの理由で今回は家で練習できるピアノ演奏で参加することにした。 ピアノは子供のころ10年以上習ったので何とかなるだろう!と…

クセを直す

アンナヴァンのアームスの時に親指しまって、といつも先生に注意される。それも複数の先生に・・・ 特にピルエットの時に親指が出ているらしい。 そして親指が目立つ理由は、掌がやや上向きになっているらしい。 らしい、って自覚があまり無い。 掌がやや上…

アドバイスを応用する!

ドゥバンのディベロッペからトンベしてアラベスク軸足プリエ、というアンシェヌマン。 軸脚アンドゥオール、アラベスクはアンデダン、というアドバイスで少し上手くいく。 これ、ヘンリエッタのVa.の初めのフェッテからアラベスクプリエに応用できる!と思っ…

軸に載せ切る

ヘンリエッタのバリエーションを練習していて感じた事の一つが、軸に乗り切る事の難しさ。 以前からピケアラベスクが凄く苦手だったのは、軸に重心を乗せ切ることが出来ない事が理由の1つなんだなー、と改めて感じた。 片脚のプリエを蹴って、ピケの軸脚に…

ヘンリエッタになり切った!

一昨日、勉強会の本番が無事終了! 反省点や悔やまれるところはたくさんあるけど、とりあえず本番はヘンリエッタになり切って気持ち良く踊った。 フェッテが立ちきれなかったり、 アラベスクトゥールやアティテュードトゥールが回り切れなかったり、 そして…

ポワント ローリングストック

本番前なので、本番に使用するポワント選びを自習の後にしている。ずっと、コンテンポラの4Dサイズを履いていたのに、最近足の形が変わったのか、コンテンポラの仕様が微妙に変わったのか、4Dサイズがきつくて入らない!お店で試し履きして、4.5Dと4Eを買っ…

アレグロが楽しくなってきた ~ジュテの音の取り方~

アレグロのジュテ(ジュテは正式名称じゃないと思うので調べたけどわからず。)の音の取り方についてレッスンで説明してくれた。 クペで音をとる。 今迄ジャンプすることに必死で、クペが凄く疎かになっていた。 クペが疎かということは着地が疎かで、着地が…

ライモンダ第2幕 ヘンリエッタのバリエーション

ライモンダ第2幕のへンリエッタのバリエーションを踊るにあたって、役柄について調べてみた。 下記サイトを参考にさせて頂きました。 http://www2.tbb.t-com.ne.jp/meisakudrama/meisakudrama/Raymonda.html ライモンダの第2幕がどんな場面なのかというと ジ…

3回目のリハーサル振り返り

3回目のリハーサル映像を細かく見た。 前回注意されたところも「やってるつもり」が実際には全然出来ていない… 例えば~ フェッテの軸足をクロワゼに出す フェッテの前にドゥバンに脚を出すときにお尻を一つに エカルテの向き オーロラのシェネみたいなパ(…

バリエーションを練習しながら考える事

バリエーションを練習しながらアンドゥオールを考える。 初めのポーズからの歩き出し フェッテ フェッテしてアラベスクから1番ポジションを通るところ このほんの1フレーズだけでもアンドゥオールし続けて、と思うとヘトヘトになる・・・ ブレブレのパドブレ…