La vie de Ballet ~レッスンから学ぶバレエ事典〜

バレエのレッスン中に教えて頂いた事、感じた事、発見した事、バレエ作品の歴史やあらすじ、バレエのパに関する事、筋肉の使い方などなど、バレエに触れる中で気づいたことを忘れないように書き留めています。

2019-10-01から1ヶ月間の記事一覧

ストゥニューからエカルテにディベロッペ

ストゥニューの続き。 オーロラ姫3幕のバリエーションにあるストゥニューからエカルテにディベロッペするパ。(パの正式名称がわかりません… 昨日のレッスンで練習しました。 このパ、たまにレッスンで練習するたびに振り出しに戻り、レッスン後に自習して少…

教えて頂くということ

先月、NHK BS1で放送されたワガノワ・バレエ・アカデミーの最高学年で学ぶ男子生徒4人のドキュメンタリーを視聴しました。 想像どおりで、想像以上の厳しい世界。 校長先生の生徒への指摘や注意は容赦なく厳しく、辛辣でした。それを生徒たちがとても素直に…

ストゥニューは1番ポジションを通る理由

以前ストゥニューについてこちらに書いた事があります。ストゥニューは1番ポジションを通る!日曜日に新国立劇場バレエ団のロミオとジュリエットを鑑賞して、米沢唯さんのポワントワークが夢のように美しくて見惚れました。その中でもとても印象に残ったのが…

縦に入る ~回りものの身体の使い方~

最近レッスンで気を付けていることの1つ、 回りものでは身体を縦に入るようにする。 ピルエットアンドゥオール・アンデダンパ・ド・ブレアントールナンフェッテストゥニュー 回りものというか、身体の向きを入れ替えるもの、という方が正しいのかもしれませ…

パリオペラ座バレエとシャネル

9月20日のパリオペラ座バレエ団オープニングガラでシャネルデザインの衣裳が披露されたそうです。 うっとりするような夢のように綺麗な衣裳。 © VOGUE セルジュ・リファール振付の「Variations」という演目の衣裳で、6人のダンサーはそれぞれ、バラ、ユリ、…

カトルは1, 2, 3, 4そしてアームスとの関係

カトルとサンクに苦戦していて、昨日教えて頂きました。カトルは、1→2→3→4のポジションを確実に通ることを考える。 5番ポジションから始まって、1. 1番ポジション2. 脚を入れ替えた5番ポジション3. 1番ポジション4. 元の5番ポジション このよう…

効果的なグリッサードとプリエの考察

プリエもグリッサードもつなぎのパ。どちらもパ自体を見せるものではなく、前後のパをつなげるためのつなぎのパ。これが上手く、効果的にできることは踊りの中でとても重要だと思います。 昨日、グリッサード→ブリゼでブリゼを脚の付け根の内側で打つことが…

縦の土踏まずを意識する

最近レッスンで足裏の縦の土踏まずについて、ボールペンをくるむような感じ、と説明され、実際に何人かの足裏にボールペンを入れてみて実演を見ているとなるほど!と色々とわかってくることがありました。 縦の土踏まずを作る、ボールペンをくるむような感じ…