La vie de Ballet ~レッスンから学ぶバレエ事典〜

バレエのレッスン中に教えて頂いた事、感じた事、発見した事、バレエ作品の歴史やあらすじ、バレエのパに関する事、筋肉の使い方などなど、バレエに触れる中で気づいたことを忘れないように書き留めています。

レッスン

背骨が見えた!ピルエット再考

ピルエット再考 今日のレッスンは人数が少なかったので、ピルエットを細かく指導して頂いた。 私はアンドゥオールピルエットの時に反ってしまう。 もっと肩甲骨を立てて!と思うけど、回っているうちに反ってくる自覚あり。 右回りの時は、右側を行かせない…

かかとと股関節が連動している

かかとにも体重を載せていること、かかとが抜けない事、かかとに意識があること、は股関節を意識的に踏む事にもつながる。 私が苦手なピケアラベスク、ストゥニュ。 いつもふらつく。 股関節を意識的に踏むとピケアラベスクもストゥニュもいつもよりふらつか…

かかとを意識する、ということを考えてみた

先日のレッスンで、全然かかとが押せてない、全然かかとに体重が載せられていない、と指摘を受けた。 バーレッスンでかかとを意識してみると、たしかに全然かかとに体重が載っていない。 いわゆるかかとが抜けている、という状態。 かかとを意識するとは具体…

イメージを言語化する

先日NHKで放送された奇跡のレッスン、体操の内村航平選手の回で内村選手が生徒たちに イメージを言語化することが大切 と話していた。 体操の演技の中で自分がやっていることを言語にすることで明確になる。 バレエのレッスン時に先生がこの言葉が印象に残っ…

久しぶりにピルエットに光

昨日のレッスンで久しぶりにピルエットに光が見えた! 右ピルエットの時は、左側(身体の左側半分)で回る、を意識すると安定して回れる。 ずーっと前に教えて貰った記憶があるけど、全然ピンと来ていなかったのが、昨日レッスン中に急に理解出来て、気をつけ…

床を押した分だけ

床を踏めた、押せた分だけ跳べるし、立っていられる(特にポワントでは)ように思う。 床を充分に押すにはそのための筋力が必要だ。 腹筋(腹圧)、お尻の筋肉、ハムストリングス、内転筋、足裏の筋肉…. 床を押そうと思うと、自分の筋力の足りなさを実感する。 …

バーがあると出来る理由

最近、腰痛のリハビリでピラティスを週に1回20分やっている。 整形外科でのリハビリなので、腰痛の軽減のためのトレーニングだけなのだけど、それでもちょっと身体の使い方を考えるようになる。 反り腰なのと、前腿が固いのを改善するトレーニングを繰り返し…

アンドゥオールの重要性

バレエはアンドゥオールが出来ていないととにかく何も綺麗にはできない、ということが最近身に染みる。 ルティレのお尻が上がってしまうのもアンドゥオールが出来ていないからだし、 ピルエットが回れないのもアンドゥオールが出来ていないからだ、というこ…

クセを直す

アンナヴァンのアームスの時に親指しまって、といつも先生に注意される。それも複数の先生に・・・ 特にピルエットの時に親指が出ているらしい。 そして親指が目立つ理由は、掌がやや上向きになっているらしい。 らしい、って自覚があまり無い。 掌がやや上…

アドバイスを応用する!

ドゥバンのディベロッペからトンベしてアラベスク軸足プリエ、というアンシェヌマン。 軸脚アンドゥオール、アラベスクはアンデダン、というアドバイスで少し上手くいく。 これ、ヘンリエッタのVa.の初めのフェッテからアラベスクプリエに応用できる!と思っ…

アレグロが楽しくなってきた ~ジュテの音の取り方~

アレグロのジュテ(ジュテは正式名称じゃないと思うので調べたけどわからず。)の音の取り方についてレッスンで説明してくれた。 クペで音をとる。 今迄ジャンプすることに必死で、クペが凄く疎かになっていた。 クペが疎かということは着地が疎かで、着地が…

バリエーションを練習しながら考える事

バリエーションを練習しながらアンドゥオールを考える。 初めのポーズからの歩き出し フェッテ フェッテしてアラベスクから1番ポジションを通るところ このほんの1フレーズだけでもアンドゥオールし続けて、と思うとヘトヘトになる・・・ ブレブレのパドブレ…

バーレッスンを踊りに生かせない

バーレッスンで積み重ねていることをセンターレッスンやバリエーションで生かすことが難しい。アンドゥオールを凄く気をつけながらバーレッスンをしていても、それが踊りになると何だか別物になる。バリエーションの初めのフェッテで、凄くタイトなところを…

なぜ肘を上げておく必要があるのか

脇をホールドしたり、脇を立てたりするために肘を上げておく必要があると考えていたけど、もう一つ。 先日のレッスンで先生が仰ったこと。 広背筋を広げるためにアームスを使う。(表現は違ったような気がするけど、要旨はこんな感じ。) 肘を上げると肩甲骨…

少し進化したバリエーションの練習

バリエーションの練習をしていて、「ここはエトワールのバリエーションで教えて貰ったことが応用できる。」「ここは、普段のレッスンでのあのアドバイスが応用できる。」と思うことがあった。それは本来は当たり前で、過去のリハーサルや普段のレッスンが次…

ルティレのバランスで見つけたアンドゥオールの感覚

軸脚ルルベでルティレでバランス。バーレッスンでよくあるけど、なかなかコレっていうものが掴めない。でも今日、両脚をアンドゥオールし続けて床を押し続けながら上に伸び続けると固めたバランスでは無くて、ずっと伸び続けるバランスが取れる、と思った。…

小転子も踏む

最近のレッスンで「小転子も踏む」というアドバイスをよく耳にする。 実は最近じゃなくて結構前から先生は仰っているのだけど、私の耳に届いた、というか、意識できるようになったのが最近。 小転子も踏むことを意識すると、 ピケアラベスクなど片脚でピケに…

ポワントワークの基本、とにかく足指を使いたい

ポワントでアティテュードトゥールの練習をしていて、指を使うと高い位置で立てるし、コントロールも出来る、と思った。 ピルエットも同じ。 そもそもポワントでは足指を使ってコントロールすべきなのに、パドブレなどでは指使って、と散々言われるので意識…

ピルエットとアレグロの覚え書き

アンドゥオールピルエットの練習で、ルティレを背中側に、とアドバイスを受けた。正面でプリエから縦に立つ、と思うとどうしても軸脚、軸側だけを縦に入ることを考えてしまっていたけど、ルティレを背中側に、つまりルティレを軸脚と反対側に持って行く、と…

レッスンとトレーニングだけに向き合う

やるべき事をやるべき時にやるって大事だなぁ、って思う。今回は舞台に立たないでトレーニングとレッスンに向き合う時間、と決めたのでひたすらレッスンとトレーニングに励んでる。少しずつでもここをこうしたい、ここが弱いからこれが上手くいかない、と自…

軸の上に頭を載せる

今日初めて軸の上に頭を載せる感覚があった。ルティレでバランスを取ろうとしていて、軸の上に頭が乗り切って無いなぁと感じて軸にぐいっと頭を載せるようにすると床を押しながら上に伸びていく感じでバランスがとれる。普段思っているよりもっとずっと軸寄…

正しい練習が大切

跳び急がないでちゃんとドゥバンに脚を上げて跳んでそれから身体の向きと脚を入れ替える、と注意される。ジュテアントラッセの基本。すっごく注意して意識していないと自己流になる。でも基本に忠実にやってみると腰もあがるので、アームスや上体にも気をつ…

プリエの質 〜かかとを真っ直ぐ内側に引き入れるプリエ〜

右脚前の5番ポジションでグランプリエをすると左足が床を真っ直ぐ踏めていない、と指摘された。よく見てみると確かに足首が捻れている。かかとを真っ直ぐに内側に引き入れられていない。両側の土踏まずが均等に上がっていない。このポジションでも鎌足になっ…

アンドゥオールの重要性

バレエの基本はやっぱりアンドゥオール、ということを最近つくづく感じる。 鎌足の原因もアンドゥオール不足。 ディベロッペで脚を上げる時も軸脚も上げる脚もアンドゥオール。 昨日のレッスンでアラスゴンドに上げた脚をそのままで軸脚を回してアラベスクに…

なんちゃってバレエの原因を考えてみた

なんちゃっては嫌なんだ、と言いつつ自分のバレエはなんちゃってだ。 レッスン量や身体条件、バレエ歴などの問題ではない、と最近思う。 昨日のレッスンでタン・ド・キュイスがアンシェヌマンに入っていて、その時にあ~、と思ったことがある。 タン・ド・キ…

グランバットマンで気を付けること

グランバットマンをセンターでやってみると、とっても難しい。 特にちょっと早めの音だと、閉じるのが間に合わない。 そして軸脚やボディもがっつり床に刺せない。 バーレッスンではバーの支えがあるので何とかなっているように思えても実は、 軸脚で床をし…

レッスンの受け方と自習の仕方

レッスンの受け方、レッスン後の自習の仕方について考えることがあった。レッスンでアームスの使い方、肩甲骨とアームスの繋がりについてとても詳しく丁寧に教えて頂いた。肩甲骨から動かしてアームスを使う、肩関節ではなくて腕関節を動かす、肩甲骨と腕関…

肋骨のポジションと上体

先週、あ、もう先々週かな、のレッスンで肋骨のポジションについて連続して説明を受けたり、直して頂いたりして、今までよりかなり明確に肋骨のポジションをイメージ出来た気がする。肋骨の輪郭を明確にする肋骨を一段斜め上に持ち上げて鎖骨は下ろすそうす…

内転筋と向き合う

年初に腹筋トレーニングを始めてから、トレーニングに目覚めている。内転筋の弱さに前々からうっすら気づいていたけど、何となく放置。でも最近トレーニングを始めてみると、レッスン中にもっと内転筋を使えるようになりたい、働かせたい、という気持ちがむ…

背中とお尻について考えてみた

アテールでもルルベでも外側も踏んで立つ、いわゆる股関節を出して立つ、という事を考えたさせられた今日のレッスン。背中を高くしないと外側を踏めない。背中を高くするには、肋骨を斜め上に持ち上げておく必要がある。そこから肩甲骨からアームスの関係に…