La vie de Ballet ~レッスンから学ぶバレエ事典〜

バレエのレッスン中に教えて頂いた事、感じた事、発見した事、バレエ作品の歴史やあらすじ、バレエのパに関する事、筋肉の使い方などなど、バレエに触れる中で気づいたことを忘れないように書き留めています。

アンドゥオール、アンドゥオール、アンドゥオール

サタネラのバリエーション後半のディベロッペで脚を上げながらマネージュしていくパ。エカルテでキープするのが難しく、どうしてもバットマンみたいになってあっという間に脚を乱暴に下ろすということになってしまいます。
脚の付け根の腱を傷める位練習してみましたがなかなか難しいです。

昨日のレッスン後にエカルテでキープするコツというか、どうすればキープできるかを教えて頂きました。


① 軸足を開いてピケで立つ。その時前腿に来ないように背中側、お尻側、脚の裏側に立つようにする。
② 軸足はずっとアンドゥオールし続ける。
③ エカルテに上げている脚もアンドゥオールし続けて上に引っ張り続ける。
④ エカルテの脚で引っ張るので軸足もアンドゥオールし続けられる。
⑤ お尻の下側を一つにする。二つに割れない。

という循環になります。
その後先生に手取り足取り教えて頂きました。
理屈ではわかるものの、なかなか身体で実践することは難しかったですが、まずは①の軸足を開いて、背中側、お尻側、脚の裏側で立つ、を意識すると軸足のアンドゥオールにつながっていく感覚が少し感じられました。

お尻の下を一つにする、というのもバーレッスンでのタンジュやジュテで気を付けておくべきことだなぁ、と思いました。

そしてとにかくアンドゥオール

バーレッスンであんなにアンドゥオールに気を付けているつもりなのに、センターはもちろん、バリエーションで全く生かされていないということに改めて気づきました。
何のためのバーレッスン…???と思いました。

本当にバレエは1日にしてならず。
日頃のレッスンで地道に身体を作って、それを踊りで生かしていく訓練もして、それの繰り返し、と改めて感じました。