La vie de Ballet ~レッスンから学ぶバレエ事典〜

バレエのレッスン中に教えて頂いた事、感じた事、発見した事、バレエ作品の歴史やあらすじ、バレエのパに関する事、筋肉の使い方などなど、バレエに触れる中で気づいたことを忘れないように書き留めています。

サタネラ ~ピルエットとシェネ~

サタネラの本番まで後残すところ1回のリハーサルのみとなりました。
今週月曜日は思い切り自習が出来る最後のチャンスだったので、文字通り思い切り、納得いくまで、そのほとんどの時間をピルエットとシェネに費やして自習をしました。

まずはピルエット。
☆ プリエで右手を開いて(開き切るまで立たないでプリエしたまま)
 右脚で床を蹴ってルティレにする時にルティレのかかとで付け根を前に持っていく感じ(座骨を前に送る感じ)にして両脚をアンドゥオール
☆ルティレにするときに左脇(本当は両脇だが意識としては左脇)を立てるようにする(遅れないようにする)
☆  回らないで左脚軸に集めてバランス。左で回る感覚。
☆ 回っているときは上半身スクエアを保つためにも、アームスは開いてまとめる、の一連の動作で常に床と水平を保つ

顔をつけるのが難しい。
鏡を正面にして回ると、自分の顔にスポットを切れるのでうまくいくけど、鏡以外を正面にするとスポットを切れない。
左肩が来たら右肩に顔をつける、のが正しいのだと思うけれどなかなかそれが上手くいかない。

そしてシェネ。
☆ シェネも回る、というか裏表で踏んでいる時に上体をスクエアに保てるようアームスは常に床と水平を保つ。
☆ シェネの入りの時に、ロンドする脚を骨盤は置いたまま内側でアンドゥオールする。
☆  2回目の顔をしっかり進行方向まで戻す。(正面までしか戻っていないことが多い。)
☆ 右に行くとき、進行方向に身体を向けて右手を開いて左脇を右手の中に入れながら裏で両手を集める。右手に集めるというより、左手が右手に集まる感じ。

 

そしてピルエット、シェネの練習で気づいたこと。

☆ ピルエットもシェネも、上体のスクエアを保つことでバランスが取れる。
☆ 上体のスクエアを保つためには、アームスを床と水平に使うことが重要。
☆ アームスで脇をしっかりホールドできれば脇が遅れず、スクエアを保てる。
☆ スクエアを保つためには、背中がお尻&脚の上に載っている。
☆ そのためには、常に背中にいることが必要で、背中にいるけれど胸は前でそのためには背中が引きあがっている。

 

と色々な事を考えました。

ふ~ 普段のバーレッスンでこれが出来るような身体を作っていかなければ、と思います。
勉強会に間に合わなくても、それを自覚しただけでも勉強会に出た意味はある。
とはいえ、まだ本番まで少しあるので、最後まで集中して練習しようと思います。