La vie de Ballet ~レッスンから学ぶバレエ事典〜

バレエのレッスン中に教えて頂いた事、感じた事、発見した事、バレエ作品の歴史やあらすじ、バレエのパに関する事、筋肉の使い方などなど、バレエに触れる中で気づいたことを忘れないように書き留めています。

2021-01-01から1年間の記事一覧

一歩踏み出す

通っているスタジオに以前ゲスト講師として教えに来て下さっていたN先生がチャコットでクラスを持っていらっしゃるので10年振りくらいにレッスンを受けた。 先生は覚えていて下さって、それがとても嬉しい。 先生のお手本を見ていると、10年前に毎週憧れる気…

お腹と腰と股関節の関係

今日のレッスンで、股関節を開く、股関節を動かす、ということが少し理解出来たような気がする。お腹や腰は締めて股関節だけを動かす。凄く微妙な、おもってるより小さい動きで、大きく動かそうとすると骨盤が動いてしまう。それを防ぐには腰とお腹を締める…

軸脚も動脚も

時々頂く注意の1つが、両脚開く。軸脚も動脚もどちらも開く。それが結構難しい。軸脚のことばかり考えたり、動脚ばかり考えたりしてどちらかが疎かになりがち。両方開く、両方アンドゥオールすることで、軸か細く、高くまとまるのだと思う。アラベスクも両…

バレエの真髄

舞台に向けてではなく、ただ練習のためだけにバリエーションを練習している。今まで小さい舞台で2回踊ったことのある、パキータのリードバリエーション(エトワールのバリエーション)。2回踊っても、もちろん課題がたくさん。課題がたくさんどころか、初めて…

小指側が踏める事の重要さ

石井久美子さんのMP関節を押す動画を改めてじっくり観察してみた。 1:56くらいからの部分で実際にMP関節を押すのを観察すると、同時に踵もググっと押している。 MP関節と同時に踵も押す。 www.youtube.com 先日バーレッスンの時に、アテールに立ってくるぶし…

アドバイス通りに、という意識が重要

勉強会のバリエーションの練習で左脚ばかりを酷使してから左膝に痛みがあるので、友人に教えて貰ったスポーツ整形外科へ。レントゲンで、関節や靱帯、半月板などに異常はなく、色々動きを見て頂いて、原因は左の骨盤前傾で左股関節が開き難くなっており、そ…

背中とお腹•肋骨は表裏一体

最近、背中、広背筋を広げることを意識してレッスンしている。意識しても、凄く広がるという感覚があるところではないので、実際に広げられているのかどうかは甚だ疑問ですが、広げようという意識を持つとその副産物としてお腹、肋骨を閉じる、お腹の内側の…

背中を広げて使う意識から繋がること

背中(広背筋)を広げる、と最近レッスンでよく先生が仰る。背中を広げようとすると、お腹を集めて持ち上げようとするし、お腹を集めて持ち上げるから背中側に居られるし、背中も高くなる、ような感じがする。バーレッスンで背中を広げて使おうと意識してい…

両方意識する

脚の外側を踏むのが難しい。片脚(軸脚)で外側を踏もうとすると外に寄りかかったようになってしまいがち。軸脚と反対側の脚のかかとを引っ張る意識を持ったまま、軸脚の外側を踏もうとすると寄りかからずに真っ直ぐに立って外側もしっかり踏める。この感覚が…

プリエの質

センターでジュテの時、跳ぶ前にかかとが少し上がってる、と指摘されました。鏡をよくよく見ると、跳ぶ寸前に軸脚?踏切の脚のかかとが少し上がる。跳ぶまでかかとを上げないように、と凄く注意してもやっぱり少し上がる。「プリエが深すぎるんじゃない?」…

1つ1つがぼんやりと繋がってきた

プリエを踏むタイミングやプリエの踏み方。背中側にいること。肩甲骨とアームスのつながりや上体の位置。ルルベ、フレックス、アテール、プリエ、ルティレなどあらゆる脚のポジションでのかかとの意識。 ぼんやりとそれらの意識が今までとちょっと違ってきた…

かかと ~かかとと踝を離す~

バーレッスンで今一番気になるのがかかと。タンジュ、ジュテ、ロン・デ・ジャンブ・ア・テール、ロン・デ・ジャンブ・アン・レール、フラッペ、アダージオ、グラン・バットマン、いつもかかとが気になる。かかとを押し出せているか、かかとを引っ張れている…

音を守る

バーレッスンで音を守る、音通りに、と全員に注意。音通りに動いてるつもりでも、注意を受けて再び同じ動きをしてみると、やり難いところ、辛いところ、なんかは音より早く動いている。言ってみれば手短に切り上げる、みたいな感じ。これではきちんと鍛えら…

再び舞台 

先週の土曜日に勉強会が無事終了。ゲネプロは全然踊れなくて、それで却って気持ちが吹っ切れた。本番の記憶があまりないけど、本番3日前から全く回れなかったアティテュードトゥールが奇跡的に回れた(と思う)。一番練習した初めのフェッテは床を刺しきれず…

頑丈な心と身体

月に一回スタジオに教えに来て下さっている先生のブログ。https://ameblo.jp/pasdetrois2004/entry-12695818180.html頑丈な心と身体。そしてそれを生み出す強い意志。背筋がピンと伸びたブログ。忘れないように書き留めておきたい。

本番まであと少し

今回の勉強会、とても自分のペースで練習出来ている。 参加を決めたのが8月中旬ととても遅かったので、実質練習期間は1ケ月と短いけど、一つずつ課題をクリア出来ていく感覚が嬉しい。巻き込みの前のプリエの向きを確実に正しい方向で毎回踏む、プリエの時の…

少しだけ進歩

バリエーションの初めのプリエから巻き込みのところを何度も練習してみた。自分の映像を見比べると、巻き込みでしっかり立てている時は、その前のプリエがきちんと踏めている。なので、巻き込みの前の右脚をアラスゴンドに出してプリエをいつもより少し意識…

その先にあるもの

バーレッスンでアンドゥオールを徹底して練習。プリエタンジュジュテロンデジャンブ…. 軸脚も動脚もアンドゥオールして使う。どのポジションでもアンドゥオールする。こんなに気をつけてバーレッスンしたのに、センターレッスンやバリエーションになるとアン…

裏側を使うこと

ポワントレッスンで前にSちゃんがいた。エシャッペをするのを見るだけでも、背中側にいて、脚の裏側(足裏からハムストリングスなど)が使えているのが凄く良くわかる。ポワントを床に刺しているのも。だから凄く安定したポワントワークができる。私は前側にい…

100発100中を目指す練習

リハーサルも終盤。初めの巻き込みが全然安定しないので、そこだけ抜きで練習してみた。プリエx2回から巻き込み、フェッテから下りてまたプリエx2回から巻き込み。この部分だけを100回やって100回ちゃんとできるように、と思って練習。 練習を見ていた友人の…

リハーサル映像レビュー

リハーサル映像3回分をスローで見比べてみる。出来てる時と、出来てない時の違いは何なのか。身体の向きアームス骨盤の傾きボディの状態(スクエアかどうか、両脇の長さが同じかどうか脚を出す位置プリエの踏み方初めのフェッテの巻き込み、その前の2回のプリ…

踵の意識から繋がる事

今練習しているバリエーションが、とにかくポワントワークをコントロール出来ないと何1つ出来ない(もちろん本来、ポワントワークをコントロール出来ないとどんな踊りも踊れないのだろうと思うけど)ので、とにかくコントロール出来るようになるレッスンやト…

今日の反省

今回の勉強会は、作品を仕上げる(もちろん自分なりに、という意味ですけど)のは時間的に無理なので、1つでも何かクリアできれば、と思っている。 力任せ、とか、ポジションをおざなりにして、とかではなくて、1つ1つのパを丁寧に踊ることも目標。 未だに…

床を押す力と押し返す力 〜脚のロック〜

石井久美子さんの動画を見ていてこんな写真を見つけた。 石井久美子さんの動画「脚のロック」から 左の脚、まさに私がこんな脚。 足裏が弱くて脚のロックが出来ていない脚。 この動画を喰い入るように見た。 床を押せるだけじゃなく、床からの押し上げもでき…

何か一つでも!

自習中にシェネとフェッテの巻き込みで立つ位置を教えて頂く。 シェネ。右回りの時、右脚を着くときに右の脚の付け根を上げてそこに立つから左脚が付いてくる。先に左脚を持っていこうとすると内足になる。左脚に重心を載せ替えて右脚が付いてくる。の繰り返…

リハーサルを見学してみた

昨日、レッスン仲間たちのリハーサルを見ていた。リハーサルも後半になり(私はまだ始めたばかりだけど)、それぞれがリハーサルに向かう気持ちとか、姿勢とか、が踊りに表れてきている。自分を棚にあげて観察したことを書いてみるとごく初心者に見えるMさん。…

困惑のバリエーション2回目のリハーサル

自分のリハーサル映像を見た。酷いのは想定内なのでそこは目をつぶってどこをどう直していけば良いか、スロー再生で何度も観察。まずは巻き込みの前のプリエの時の右足のつま先がベロベロ。裏側が伸びてない、遠くに引っ張れてないからつま先まで伸びないん…

ポワントワークのためのトレーニング 

バリエーションの練習をしていて思うこと。 ポワントワークをもっとコントロール出来るようになりたい。 もっと足指を使えるようにならないとダメなんだろうなぁ、と思う。 もちろんバレエシューズでの普段のバーレッスンで、指を開いて使うことや、指を遠く…

冷静に、正確に

バリエーションを踊る時、だけでなく普段のバーレッスンやセンターレッスンでも、難しいパをやろうとするとついがむしゃらになる。がむしゃらになるので、冷静さを失い、基本のポジションなども忘れてしまうので、余計に出来なくなる。 先日のレッスンでピケ…

ピケアンデダン

最後のピケアンデダンとストゥニューの組み合わせのディアゴナル部分を映像に撮って見てみた。 ピケのアームスとボディが連動しないで捩れている。ボディ、特に左脇を送るのが遅れている。 ピケのアームスを広げて使い過ぎ。自分の視界の範囲内、すっごく小…