裏がつながると爪先が伸びる
このところずっと考えているのが、子供のときに始めるバレエと大人になって始めるバレエの違い。
最近親しいバレエ仲間が2人とも子供の頃からバレエを続けていて、1人は今年バレエ団に入った方、もう1人はバレエの先生。たまに一緒にレッスンするとそれはもう何もかにもが違います。比べるのもおこがましいですが。
今はもうすっかり弾くこともないのですが、子供の頃習っていたピアノ。ピアノの前に座ると指の形は何も意識しなくても、掌で卵を持つように、手首は上げて肘は下げて、でもどこにも無理な力は入っていないピアノを弾く基本形が出来上がります。
バレエもきっと同じなのかなぁと思います。
子供の頃に身体に叩き込まれたバレエの基本形、アンドゥオールや爪先を伸ばす、肩の力は抜けていて、アームスは肩甲骨から使ってなどなど、が意識しなくても自然にできるんだろうなぁ…と思います。
大人になってから始めたバレエは、頭で理解して繰返し練習してトレーニングして身体を作っていくしかないんですよね。
最近凄く気をつけているのが、
背中に居る
裏側を使う
前にいかない
脚を上げるのも、裏側を使って上げると自然とつま先が伸びる!
脚も上がる(いつもより)!
大人になるとついやり易いようにやってしまいがちですが、愚直なまでに基本に忠実に繰り返す事が結局は近道、と今さらですが思います。
最近気持ちが萎え気味で、上手な人が出ているフリークラスや中上級クラスを避けていましたが、上手な人を見ているとやっぱり得るものが沢山あって、ヒントも沢山あって、ためになります。
基礎クラスで基本を練習することはもちろん大切ですが、踊ることも大切ですよね。
踊りたい気持ちが少し上向きになってきたので、今週から積極的に上のクラスに出席してみよう!と思う週初めのレッスンでした。