La vie de Ballet ~レッスンから学ぶバレエ事典〜

バレエのレッスン中に教えて頂いた事、感じた事、発見した事、バレエ作品の歴史やあらすじ、バレエのパに関する事、筋肉の使い方などなど、バレエに触れる中で気づいたことを忘れないように書き留めています。

「昔取った杵柄」より「継続は力なり」

仲間内でコンサート形式の忘年会というかクリスマス会を開催することになり、腰を痛めていたり、仕事であまり練習時間がなかったりの理由で今回は家で練習できるピアノ演奏で参加することにした。

ピアノは子供のころ10年以上習ったので何とかなるだろう!と高をくくっていたのだが、実際弾いてみるとまるで指が動かない。

譜読みにもめちゃくちゃ時間がかかる。

かつて暗譜していた曲を楽譜を見て弾いてみても全然弾けない!

時節柄、くるみ割り人形の葦笛の踊りをピアノ演奏しようと思っていたのだが、これなら踊った方が絶対マシ・・・

大人になってからバレエを始めて散々子供のころから習っていれば良かった、と思ってきたけど「継続は力なり」を心底実感。

子供のころの10年のレッスンは大人の20年、30年に匹敵する、と思ってきたけど、私に関して言えば、子供のころの10年のレッスンは大人の20年のレッスンに勝てません。

 

今多少難しいバリエーションでも練習すれば少しは形に出来るけど(上手く踊れるという意味じゃないです。何やってるか分かる、音に乗って少し踊れる、という意味)、今の私に弾ける曲は本当にシンプルな曲だけ。

昔取った杵柄は、継続は力なりには勝てません。

大人から始めるバレエにやや悲観的だったけど、ずっとレッスンを続けてきた自分を少し頑張った!と思った。

ピアノは1から練習しよう!ととても謙虚な気持ち。