La vie de Ballet ~レッスンから学ぶバレエ事典〜

バレエのレッスン中に教えて頂いた事、感じた事、発見した事、バレエ作品の歴史やあらすじ、バレエのパに関する事、筋肉の使い方などなど、バレエに触れる中で気づいたことを忘れないように書き留めています。

2つのオープンクラス ~ICHIBANGAI & アーキタンツ~

最近ちょっと外の空気を吸いたくて、オープンクラスをたまに受講しています。
最近受講した2つのスタジオのオープンクラス

1つは新宿御苑前にあるICHIBANGAIというスタジオの井神さゆり先生のレッスン。
初めてのスタジオはやはり緊張します。
初級クラスを受講したのですが、初級といってもどんなレベルの人が受講しているのかわからないし、年齢層や雰囲気などもわからないし。
広々とした更衣室で、スタジオの横にはストレッチをする部屋もあり、とても設備の整ったスタジオでした。


オープンクラスとはいえ、先生は一人一人に気を配ってアドバイスをされていました。
私も初めての受講にもかかわらず色々と注意して頂いて、怪我からの復帰過程でのレッスンの受け方などもアドバイスして頂いて大変有難かったです。
で、レッスン中の注意の中には、肩に力が入りすぎ、とか、反ってる、などいつも注意されていることが含まれていて、どの先生が見ても同じことを注意されることに不甲斐なさを感じました。
もっと力を抜いて楽に踊れるポジションがあると思うのですが、それを見つけるのがとても難しい…

そして昨日は、アーキタンツの初級クラスを受講。
アーキタンツ、以前から一度受講してみたいと思っていたのですが、場所が自分の行動範囲から外れていてなかなか行く機会がなく、昨日何年越しかで漸く出席。
ここのオープンクラスは受講生のレベルが高いと聞いていたので、かなり緊張気味でした。近藤美緒先生の初級クラスを受講。
このクラスを選択した理由は、YOUTUBEに上がっていた近藤先生のレッスンのお手本が凄く美しかったことと、様々なオープンクラス(アーキタンツ、Angel R、ICHIBANGAI)でクラスを持っていらっしゃるので、きっと良い先生なんだろうな、と思ったことです。
受講生の年齢は様々。10代から割と年配の方まで。レベルも様々。
先生のお手本は美しく、バーレッスンの指導もセンターレッスンも分かり易くてあまり緊張せずにレッスンを受講できました。
隣りで外国人講師のレベルフリークラスが開講されていましたが、多分こちらがアーキタンツらしいクラスなのかな?と思いましたので、次回は外国人講師のレッスンを受けてみようと思います。

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最近レッスンしていて感じることは、バーレッスンで色々考えて注意していても、それがセンターの踊りに生かされていないこと。
それを考えると、今私に最も必要なレッスンは動く事だと思うんですよね。
もっと沢山動いていくことが重要なんじゃないかと思います。
もちろんバレエの身体つくりのためのレッスンも必要だし、欠かすことが出来ないと思いますが、頭で考えることより今は動くことが私には大切なんじゃないかと…
そのために広いスタジオのオープンクラスを少し積極的に受講してみよう!と思っています。

 

いよいよ来週月曜(4日)から年末の舞台、バレエクリスマスのリハーサルが始まります。
演目はスタジオ主宰の先生の振付作品「抱擁」。
クリムトの絵画「抱擁」をモチーフにした作品です。
周りのメンバーは踊れる人ばかりなので凄くプレッシャーですが、こういう中で踊らせて貰うと、学ぶものが沢山あるので有難いことです。
とにかく足を引っ張らないようにしなければ。
そして私の唯一のミッションのアレグロ
これから2か月はこの演目に集中して、これを踊るためにレッスンしていこうと思います。

 

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