La vie de Ballet ~レッスンから学ぶバレエ事典〜

バレエのレッスン中に教えて頂いた事、感じた事、発見した事、バレエ作品の歴史やあらすじ、バレエのパに関する事、筋肉の使い方などなど、バレエに触れる中で気づいたことを忘れないように書き留めています。

一歩踏み出す

通っているスタジオに以前ゲスト講師として教えに来て下さっていたN先生がチャコットでクラスを持っていらっしゃるので10年振りくらいにレッスンを受けた。

先生は覚えていて下さって、それがとても嬉しい。
先生のお手本を見ていると、10年前に毎週憧れる気持ちでレッスンを受けていた事を思い出す。
変わらず美しい容姿と美しい動き。
目から入ってくる情報量はやはり凄くて、あれもこれも吸収しようと貪欲になる。
N先生のレッスンは凄くシンプルに分かり易く説明して下さって、それをみせて下さるのがとても好き。
 
プリエの時に肩甲骨を下側から支えられているように
 
後ろのタンジュ、ジュテは小指側を床に引っ張る
 
アッサンブレは着地の直前まで爪先を床に刺す
シュスは軸脚に集める
 
首は左右の動きをもっと自由に
 
顎は引きすぎない、視線は少し遠くに
 
アームスの下側で軽く空気を押すけど押し付けない

今年は少し早目にこれでレッスン納め。
 
翌日、友達とフィンランド展へ。
フィンランド語を勉強しているフィンランド好きの友達なので、色々教えて貰い乍ら見て、余計に楽しい。
フィンランドのアートって人を受け容れるような優しさを感じる。
工芸品も使う人に優しい印象。
立派とか華麗とかとは違う素敵さがある。
素朴ともちょっと違う。
日本語の形容詞には無いのかもしれない雰囲気。フィンランド語にはあるのかな?あるのかも。
友達とランチをして、フィンランドについてとか、バレエについてたくさん話して、今年の総仕上げみたいなゆったりとした時間。
彼女が作ったカレンダー。
毎月一言書いてあって

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大丈夫、大丈夫

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今だから出来ること

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光の中へ

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一歩踏み出す
えー予言してるの?みたいな時もあったし、カレンダーの一言に元気を貰った時もあった。
 
来年も楽しくレッスンを続けられますように。