La vie de Ballet ~レッスンから学ぶバレエ事典〜

バレエのレッスン中に教えて頂いた事、感じた事、発見した事、バレエ作品の歴史やあらすじ、バレエのパに関する事、筋肉の使い方などなど、バレエに触れる中で気づいたことを忘れないように書き留めています。

アームスの意識の仕方とプリエの重要性再認識 ~3回目のリハ~

3回目のリハーサルはあまり納得のいく踊りが出来ず、翌日自習をしてみた。
アティテュードトゥールは、いつものピルエット同様に開く右手が強すぎるし、アンオーのポジションにしたときの左手がきちんとアンオーになっていない。そしてアンオーのポジションが両手共に後ろ過ぎてあばらが開いてしまっている。
ピルエット同様、開いた右手はそこに置いておく感じで左脇を送る。
左のアームスは下側を意識してアンオーに持っていくと、きちんとポジションになる。

ディアゴナル、アンデダンは早く立ちすぎている。自分では縦に入っているつもりだけど、映像を見るとかなり立つのが早い。もっと左脇を送ってから立つ。
この時も左のアームスの下側に意識を持っていくと脇がきちんと立って送れる感じがする。
そしてフェッテは確実に左脚にプリエをすることを心掛ける。なかなかプリエでこらえきれないけど、出来る限りプリエ、と意識すると少しプリエが踏める。

他の部分も注意しなければならないことが沢山ある。
初めのグリッサード。左脚の内側を長くして出して、プリエを踏んで腰を上げるグリッサード。脇をフワッとさせる感じ。ピケアティテュードに立つ前にプリエをしっかり踏んで、アームスとアティテュードが決まるのが同時。
この一瞬のプリエが凄く大事。

昨日Mちゃんの眠り1幕のオーロラのバリエーションのリハを見ていた。
4回連続のピルエット。
成功する時と、そうじゃない時のプリエが違う。
成功する時は背骨にプリエしている。
そうじゃないときはプリエが前にいっている。
アンディオールピルエットのプリエの重心は前の脚7、後ろの脚3位の比率(この比率は人によって違うと思うけど)というけど、でも前重心ではなくあくまで背骨にプリエしてからの、重心の比率なんだな、と思った。

アティテュードトゥールもディアゴナルも上手くいくときは背骨にプリエが通っている。背骨を通して床を感じられる。
プリエって大事だなぁ。

今日見つけたこの映像。

 

https://www.instagram.com/p/CDkSuQXppDY/?igshid=1hh5qhavw4kdm


高速ピケだけど、ピケの前に確実にプリエを踏んでいるのが凄くよくわかる。