La vie de Ballet ~レッスンから学ぶバレエ事典〜

バレエのレッスン中に教えて頂いた事、感じた事、発見した事、バレエ作品の歴史やあらすじ、バレエのパに関する事、筋肉の使い方などなど、バレエに触れる中で気づいたことを忘れないように書き留めています。

リハ―サル終盤

そろそろリハーサルも終盤に差し掛かり、先日は通し稽古。
全然思うようにリハーサルを進められていない。

出だしのポーズを見せる部分。
もっと背中に立って床を刺したい。
胸と顎はもっと上だなぁ。

アティテュードトゥールのディアゴナル。
ピケアラベスクで音どおりにバランスがとれない。
音を上手く使えていない。
音どおりにバランスをとって、それからグリッサード、そしてアティテュードトゥール。
音がBGMになっていて、リズムを刻めていないし、だから呼吸も上手く使えていない。
この部分は音、呼吸をもっとうまく使えると少し楽に踊れるように思うけど、今は力任せという感じ。

グランジュテとジュテアティテュードは、脚を上げる、より腰を上げる、と考えると少し楽に跳べる。アームスを含めて上体は力を抜いて、着地では床を吸収するようにして呼吸する。
脚を上げる、と思うと腰が落ちてしまう。

最後のディアゴナル。
右を送って、左で押す。
右手を振り回さない。
左が遅れないように、左で押す。
アンデダン、アンドゥオール共に進行方向に対してまっすぐおへそを向けてアラスゴンドに脚とアームスをを出してプリエして床を押す。特にアンデダンの入りは上からプリエして確実に床を押す。
そしてフェッテからおりるのを急がないで左軸脚に確実にコントロールして下りる。これがトントンするとアンデダンの失敗につながり、総崩れになる。
アームスが床と水平に使えるように意識すると、脇、特に左脇が立って、送れる。
フェッテの部分は顔をしっかり戻す。
顔を戻すのを意識しないと、段々進行方向に対してプリエが出来なくなる。
ここだけ音無しで抜きで練習すると上手くいくときもあるけど、音を掛けると色々な事がいい加減になり、さらに通すと体力も消耗しているのでガタガタになる。
6回目のアンデダンの後の5番にきちんと下りて、プリエをきちんと意識的に進行方向を正面にして踏まないとデトルネがグラグラしてその後のピケアンドゥオールがガタガタになる。
ピケアンドゥオールは左軸にいる。
シェネは左・右と意識的に踏む。

色々疎かになっていて、きちんとパを意識出来ていない。

今週はしっかりパの練習をして、来週は姫になり切って踊ることを考えよう。