La vie de Ballet ~レッスンから学ぶバレエ事典〜

バレエのレッスン中に教えて頂いた事、感じた事、発見した事、バレエ作品の歴史やあらすじ、バレエのパに関する事、筋肉の使い方などなど、バレエに触れる中で気づいたことを忘れないように書き留めています。

シンクロした2つのレッスン

月に一回のMai先生のクラス。
ピルエットは、
自分の出来る最大限腿を開いて
上体は空中にあるままの意識で
頭のてっぺんから背中までグサっと何か刺さってる感じで、途中グラつきそうになったらその刺さってるものを信じて
頭のてっぺんが何かに吊られている感じで
回る。
ピケマネージュの軌道も教えて頂いて、その通りにやってみると上手くいく!
バーレッスンのロンデジャンブアンレールは、中に集まる時と、外に伸ばし切った時の2通りのアクセント(って言うのかな?)の取り方がある。
センターでパドブレクリュのアンシェヌマンがあり、その時のお手本の先生のポールドブラが美しくて目を見張る。余韻があるというか、あんなに綺麗なポールドブラを見たのは初めて。
どこにも無駄が無いし、無理も無いし、全身から醸し出されるポールドブラで、全方位から見て美しい。
こんな綺麗なポールドブラが出来るのは、ボディというか体幹が凄く安定しているからなんだろうなぁ、と思う。
安定しているけど、固まっていなくて凄く自由。
呼吸も自然。

そんな事を考えた翌日はO先生のクラス。
ボディ、体幹、を意識してバーレッスン。
たまたまか、意識を見抜いて下さってか、上体についてとても詳しく矯正して頂く。
背中を広げて
広げた背中に腹筋をもっと引き入れる感じ
特に脇の意識の仕方
上手く表現できないけど、腸骨のあたりの筋肉と脇を繋げて立てる
それと同時に背中を広げて、そこに腹筋を引き入れる (繰り返しだけど)

いわゆるボディのスクエアな部分をもっとしっかり作れれば、胸も開けるし、肩も下りる気がする。パも安定する、きっと。

色々シンクロして充実した二日間のレッスンだった。