La vie de Ballet ~レッスンから学ぶバレエ事典〜

バレエのレッスン中に教えて頂いた事、感じた事、発見した事、バレエ作品の歴史やあらすじ、バレエのパに関する事、筋肉の使い方などなど、バレエに触れる中で気づいたことを忘れないように書き留めています。

呼吸と音楽の間

友人のリハーサルを見学した。
指導するのは団員のMちゃん。
Mちゃんのお手本と指導を見ていると、音楽と呼吸がぴったり合っていて、それが見ていてとても気持ち良い。
多分踊っている人も気持ち良い。
時々、「ここで下ろしてから~」という言葉が入ってくる。
下ろして、っていうのは呼吸と共に一旦胸とか、中の軸を床に落ち着ける感じかな。
西川先生も以前レッスンで同じことを仰っていた。
その下ろすタイミングが音楽と呼吸とぴったり合う。
ずっと上ずったままでは踊りがどんどん上ずっていく。
音楽に合わせて、というか音楽の間を聴いて、そこで呼吸をして次のパにつなげる。
Mちゃんはそれが凄く上手くて(失礼な言い方ですが)、だから踊りが気持ち良い。
呼吸をするのと落ちるのとは別。
呼吸をして軸を落ち着けるけど、床に全て落とすわけではない。
プリエをちゃんと踏めない原因の一つに床に全て落ちてしまって上がってこれなくなる恐怖感(?)がある。
でもきちんと床を踏むことで床反力を使うことができる。
その辺りのタイミングというか感覚が掴めそうな気がする。
困惑のバリエーションでそれを絶対に掴みたい。
それが今回の勉強会の私の課題。