La vie de Ballet ~レッスンから学ぶバレエ事典〜

バレエのレッスン中に教えて頂いた事、感じた事、発見した事、バレエ作品の歴史やあらすじ、バレエのパに関する事、筋肉の使い方などなど、バレエに触れる中で気づいたことを忘れないように書き留めています。

アドバイス通りに、という意識が重要

勉強会のバリエーションの練習で左脚ばかりを酷使してから左膝に痛みがあるので、友人に教えて貰ったスポーツ整形外科へ。

レントゲンで、関節や靱帯、半月板などに異常はなく、色々動きを見て頂いて、原因は左の骨盤前傾で左股関節が開き難くなっており、その状況で股関節をより開こうとして外側にテンションがかかって外側の筋肉が張って膝を押していることが原因の痛み、という診断。
外側使いすぎる原因には、ハムストリングス、内転筋が弱い、意識が薄い事もあるので、ハムストリングス、内転筋の感覚を呼び起こすリハビリをする事に。
少しリハビリをするだけでも、ハムストリングスや内転筋に感覚が生まれる。
1回目のリハビリ後にプリエをしてみると、膝の痛みや曲げにくさが少し改善、理学療法士の先生曰く、リハビリ前は左脚は膝が内に入っていたけど、さっきより爪先と同じ方向に膝が向くようになってきている、とのこと。

やりにくくても、正しく使うように意識することは凄く重要、と改めて認識する。

最近レッスンで、やり難くても、出来なくても、先生のアドバイス通りに、正しく身体を使う事を心掛けている。
当たり前のことなんだけど、意識していないとつい自分のやり方になってしまう。
心掛けていると少しずつでも変わっていくように感じる。

ピケアンドゥオールのルティレを内側を使って、脛を伝わるように上げると、軸脚にまとまって安定してダブルが回れる。

ピルエットアンドゥオールでプリエで軸脚を開こうと意識して後脚で床を蹴ってルティレにすると確実に軸脚に重心を乗せられる。

センターの動きの中でアームスを正しいポジションで使うように意識することも、
ジュテアンとラッセ、アッサンブレ、グランジュテなどで踏み切りのプリエで脚を上げてから跳ぶを意識することも、
いつも頭のどこかで意識していると出来るようになってくる。

本来、それがレッスンだなぁ、と改めて思う。
最近、ちょっとレッスンが充実している。