La vie de Ballet ~レッスンから学ぶバレエ事典〜

バレエのレッスン中に教えて頂いた事、感じた事、発見した事、バレエ作品の歴史やあらすじ、バレエのパに関する事、筋肉の使い方などなど、バレエに触れる中で気づいたことを忘れないように書き留めています。

軸に載せ切る

ヘンリエッタのバリエーションを練習していて感じた事の一つが、軸に乗り切る事の難しさ。
 
以前からピケアラベスクが凄く苦手だったのは、軸に重心を乗せ切ることが出来ない事が理由の1つなんだなー、と改めて感じた。
片脚のプリエを蹴って、ピケの軸脚に重心を乗せ切るのは凄く難しい。
蹴る力も必要だし、プリエで前重心にならないで背中に重心を乗せておくことも必要。
プリエをしている間に前重心に移動したらもう蹴りきれない。
そしてピケで立ったら軸脚側に体重を乗せ切る。
真ん中重心ではだめ。
この軸脚側に乗り切っているのが凄く難しい。
バーレッスンでルルベでルティレバランスで軸脚側に乗り切る感覚を鍛えないとだめだな、と思う。
乗り切る、といっても所謂乗っかっている状態ではない。
ルティレの脚も軸脚も股関節をアンドゥオールし続けて、両方のお尻の上にきちんと背筋2本が乗っていて、で軸脚に乗せ切る。
ルティレの脚でグイっと片側の重心を軸脚側に集めていく感覚かなぁ。
先生が時々仰る、仙骨を挟み上げる感覚。
バランスって一か八かじゃなくて、そこで確実にバランスがとれるものなんだと思う。
なかなかそこに辿り着けないけど。