力を抜く
4月の発表会に向けてリハーサルが進行中です。
このご時世で発表会が出来るかどうかはわかりませんが、とにかくリハーサルだけは進めています。
ラ・バヤデールのパ・ダクシオン。
とても難しいのでリハーサルとリハーサルの間では自習の毎日。
ソーテ一つでも、体重を乗せ切ってから内側を張って跳ぶ、というのを繰り返すのは難しい。
胸の力を抜いて、呼吸で体重を乗せ切ってプリエをちゃんと踏んでからジャンプしたり、ルルベアップしたり、と思いますが段々呼吸が浅くなる。
ふと、昔ジムのプールで泳いでいた時の事を思い出しました。
クロールで1キロ泳ぐのを目標にしていたのですが、息継ぎが上手くできなくて途中で苦しくなって泳ぎ切れなかったのが、ある時突然力を抜いて呼吸が自然にできるようになり、そうすると1キロ息が上がらずに泳げるように。
力を抜くのは難しいけど、ある時ふと抜けると凄く楽にできるようになる。
バレエにもその瞬間が訪れるといいのですが。
自習しているとつい必死になってどんどん力が入っていくのですが、冷静になって力を抜くと出来たりする。
あの感覚を音の中で出来るようになりたい。
力を抜く。
パ・ダクシオンを練習する中で課題の一つです。