La vie de Ballet ~レッスンから学ぶバレエ事典〜

バレエのレッスン中に教えて頂いた事、感じた事、発見した事、バレエ作品の歴史やあらすじ、バレエのパに関する事、筋肉の使い方などなど、バレエに触れる中で気づいたことを忘れないように書き留めています。

ピルエットの練習で気付いたこと 

アンドゥオールピルエットの練習をしていて、プリエから軸脚がルルベになる瞬間に踵が内に向くことを自覚した。

プリエから立ち上がる時にお腹をアンデダンにして床を刺そうとした時に軸脚、軸脚のかかとがくるっと内を向く。

所謂かかとが抜ける状態だ。

これが解決しないとアンドゥオールピルエットは回れない気がする。

アンドゥオールはバレエのパでいつでもどこでも24時間365日意識していないとダメなんだなぁ。

レッスンでアンドゥオールを身体に覚え込ませる必要があるんだなぁ。

ということが分かっただけでも進歩だと思うことにする。

 

床を押した分だけ

床を踏めた、押せた分だけ跳べるし、立っていられる(特にポワントでは)ように思う。
床を充分に押すにはそのための筋力が必要だ。
腹筋(腹圧)、お尻の筋肉、ハムストリングス、内転筋、足裏の筋肉….
床を押そうと思うと、自分の筋力の足りなさを実感する。
やっぱりバレエ で必要な筋力を育てるためには、レッスン以外に筋トレも必要だなー、と思う。
石井久美子さんの「100回のレッスンより10回のトレーニング!」という言葉が甦る。
最近のレッスンで実感したのでメモ書き。

明けましておめでとうございます

明けましておめでとうございます㊗️

 
昨年もたくさんレッスンが出来て、舞台にも立つことが出来て良い一年を送ることが出来ました。
昨年は、チャコットで10年振りになる先生のレッスンを受ける事が出来ました。
年末にはずっと一緒に踊っていた友人の代講をして、代講するのは久しぶりでとても良い刺激になりました。
 
今年は4年振りに発表会に出ようと決心したので、新年からは改めて身体作りをしていきたいな。
レッスンもリハーサルも自分のペースを守ろう。
 
レッスンやリハーサルのことをまた少しずつここに記録していきたい。
 

 

バレエ はアンドゥオールありき

先日ポワントレッスンで、シュスの時に

 
ハムストリングス側から内側を締めて、
外側くるぶしの後ろ側を立ち上げて、
 
と先生からの指導がありその通りにしようとしてみたけど、これって一朝一夕に出来ることではなく、とにかくアンドゥオールが出来ていないとどうにもならない、と思った。
 
以前、石井久美子さんが動画で上げていたこのアンドゥオールのためのストレッチ。

これがアンドゥオールには凄く重要だとこの時つくづく理解。
骨盤を正しいポジションに置いたまま他を譲らないでタイトな位置で股関節を回す。
このストレッチでアンドゥオールの感覚を身体に覚えさせておかないと、先日のポワントワークの指導の通りに出来ない。
 
バレエはとにかくアンドゥオールが出来ないと始まらない。

バーがあると出来る理由

最近、腰痛のリハビリでピラティスを週に1回20分やっている。
整形外科でのリハビリなので、腰痛の軽減のためのトレーニングだけなのだけど、それでもちょっと身体の使い方を考えるようになる。
反り腰なのと、前腿が固いのを改善するトレーニングを繰り返している。すると、お腹を閉じておくための筋肉や肋骨を開かないようにする身体の使い方、背中側を広げておくこと、などをバレエのレッスンでも凄く意識する。
そしてそれらの点を意識していると、自分の体幹の弱さを痛感する。
体幹が弱いとセンターで自由に動くことが出来ない。
バーがあると、自分でバランスを取らなくてもバーが支えてくれるということもあるけど、それ以上に、バーが支点となってバーを押すことでその反発力を使えるので色々なパがやり易くなる。
例えば、グランバットマンはバーに掴まってる方がセンターで自分の身体の支えだけより上がるのは、そのせい。体幹が強くて床反力をもっと使えて、そして体幹で脚をもっと押し出せれば、バーがある時と同じように上がるはずだ。
アティテュードからアランジェも手脚を押し出せるだけの体幹がないとセンターでは出来ない。
 
体幹の重要性を感じたのはピラティスのお陰だけでは無くて、石井久美子さんの上半身トレーニングを受けたことも理由の一つ。
上半身トレーニングでは、ひたすら胸椎伸展のトレーニング。そしてそこから発展してアームスを動かしてみた。
胸椎伸展もアームスも、胸椎を押し出すための体幹、アームスを自由に動かすための体幹が凄く重要だと感じた。
 
センターで自由に、綺麗に動くためには体幹を鍛えることが凄く重要。今さらだけどバレエって凄く筋力が必要だなぁ。

アンドゥオールの重要性

バレエはアンドゥオールが出来ていないととにかく何も綺麗にはできない、ということが最近身に染みる。

ルティレのお尻が上がってしまうのもアンドゥオールが出来ていないからだし、

ピルエットが回れないのもアンドゥオールが出来ていないからだ、ということを最近のレッスンでは身をもって体験する。

もちろんそれだけじゃない。

とにかくアンドゥオールを身につけることが重要だ。

今までレッスンで先生方から受けていた注意の大半、先生方の表現は色々だけどその大元にはアンドゥオールがある。

ルティレのお尻が上がってしまうことについては、ルティレにしている脚の方の付け根をちょっと下げる意識、とアドバイスを受けたことがあるけど、それもアンドゥオールすることと一致する。

アンドゥオールの重要性、奥深さ。

最近のレッスンではそれを凄く感じる。

 

「昔取った杵柄」より「継続は力なり」

仲間内でコンサート形式の忘年会というかクリスマス会を開催することになり、腰を痛めていたり、仕事であまり練習時間がなかったりの理由で今回は家で練習できるピアノ演奏で参加することにした。

ピアノは子供のころ10年以上習ったので何とかなるだろう!と高をくくっていたのだが、実際弾いてみるとまるで指が動かない。

譜読みにもめちゃくちゃ時間がかかる。

かつて暗譜していた曲を楽譜を見て弾いてみても全然弾けない!

時節柄、くるみ割り人形の葦笛の踊りをピアノ演奏しようと思っていたのだが、これなら踊った方が絶対マシ・・・

大人になってからバレエを始めて散々子供のころから習っていれば良かった、と思ってきたけど「継続は力なり」を心底実感。

子供のころの10年のレッスンは大人の20年、30年に匹敵する、と思ってきたけど、私に関して言えば、子供のころの10年のレッスンは大人の20年のレッスンに勝てません。

 

今多少難しいバリエーションでも練習すれば少しは形に出来るけど(上手く踊れるという意味じゃないです。何やってるか分かる、音に乗って少し踊れる、という意味)、今の私に弾ける曲は本当にシンプルな曲だけ。

昔取った杵柄は、継続は力なりには勝てません。

大人から始めるバレエにやや悲観的だったけど、ずっとレッスンを続けてきた自分を少し頑張った!と思った。

ピアノは1から練習しよう!ととても謙虚な気持ち。