La vie de Ballet ~レッスンから学ぶバレエ事典〜

バレエのレッスン中に教えて頂いた事、感じた事、発見した事、バレエ作品の歴史やあらすじ、バレエのパに関する事、筋肉の使い方などなど、バレエに触れる中で気づいたことを忘れないように書き留めています。

プリエの質 〜かかとを真っ直ぐ内側に引き入れるプリエ〜

右脚前の5番ポジションでグランプリエをすると左足が床を真っ直ぐ踏めていない、と指摘された。
よく見てみると確かに足首が捻れている。
かかとを真っ直ぐに内側に引き入れられていない。
両側の土踏まずが均等に上がっていない。
このポジションでも鎌足になっている。
股関節、膝、かかとが一直線に繋がっていなくて、膝が内に入り、足首で開こうとして捻れて、その捻れをまた足で補正しようと鎌足になって床を踏んでいる。
注意深くプリエすると真っ直ぐ踏めるけど、意識が少しでも薄くなると元に戻る。
身体が覚えるまで繰り返して練習する必要があるなー
そして特に左脚、足を注意深く真っ直ぐプリエしてピルエットを回ってみると、バランスで無理なくダブルが回れる。
プリエの質って凄く大事だ。

かかとを真っ直ぐに内側に引き入れるプリエは、かかとを押し出すことにも繋がる。ものすごくかかとを真っ直ぐ踏もうとするので、自然にかかとを押し出すことになる。フレックスのクオリティも上がる、と思う。