MP関節を押せることの重要性
昨年石井久美子さんの動画を見て以来、MP関節を押せること、押す事がどれだけ重要かレッスンで折に触れて感じてきたのですが、最近その重要性を更に実感しています。
そしてMP関節を押す事と共に、内転筋の重要性も。
以前レッスンで
ルルベの先にジャンプがある
と教えて頂いて凄く響いたのですが、そういうジャンプが出来るのも、MP関節が押せること、内転筋とMP関節をつなげて使うことが出来ること、が重要に感じます。
グリッサードなどでもしっかり体重移動を利用するためには、体重を載せ切ることができるプリエをするための内転筋が必要だし、載せ切った体重を利用するためにはMP関節が押せることが重要だし、MP関節を押せるとつま先までしっかり伸ばして、つまり床を押し切ってジャンプができる。
先日レッスン後にシャンジュマンをやってみました。
パ自体は難しくないけれど、しっかり床をMP関節で押してジャンプすることは全然出来ていないことがわかりました。
何年もバレエをやっていて今更そんなことを自覚。
難しいことにばかりについ目がいきがちですが、本当に基本的な事が大切なことを最近ひしひしと感じます。
先生が良く私に仰る
座骨をこんにちはさせて!
これも最近ようやくその意味がわかるようになってきました。
MP関節と内転筋をつなげて使う意識を持つと座骨が並ぶ。
そうすると仙骨を真っ直ぐ床に刺すことができる。
アプロンに少し近づく。
次は上体だ。
こうやって少しずつ色々な事が繋がっていく感じがある最近のレッスン。
しばらくレッスンできないけど、自宅で地道にトレーニング!