La vie de Ballet ~レッスンから学ぶバレエ事典〜

バレエのレッスン中に教えて頂いた事、感じた事、発見した事、バレエ作品の歴史やあらすじ、バレエのパに関する事、筋肉の使い方などなど、バレエに触れる中で気づいたことを忘れないように書き留めています。

自分にダメ出し

先週リハーサルで踊ったところを撮影して貰い、週末何度も繰り返して見た。 グダグダでダメなところだらけで落ち込むけどまだまだ本番まで時間があるので今後の練習に生かすべく映像を細かくチェックした。 ポジションがめちゃくちゃ 肩が被ってる ピケの脚…

ポジションの意識

1番~5番(6番)の脚のポジションを踊りの中でどう活用していくのか?について最近考える。そもそもポジションをパの中でどう捉えていくのか。パの初めや終わりがポジションで終始するのは分かるけれど、パの途中ではどうなるのか。 そもそもこの疑問が沸き…

バーレッスンを踊りに生かせない

バーレッスンで積み重ねていることをセンターレッスンやバリエーションで生かすことが難しい。アンドゥオールを凄く気をつけながらバーレッスンをしていても、それが踊りになると何だか別物になる。バリエーションの初めのフェッテで、凄くタイトなところを…

なぜ肘を上げておく必要があるのか

脇をホールドしたり、脇を立てたりするために肘を上げておく必要があると考えていたけど、もう一つ。 先日のレッスンで先生が仰ったこと。 広背筋を広げるためにアームスを使う。(表現は違ったような気がするけど、要旨はこんな感じ。) 肘を上げると肩甲骨…

ドーミングトレーニング Doming training

レッスンをしていて脚が床を押し返せていないなー、土踏まずが落ちてるなぁ、と感じてトレーニング方法を探っていて見つけたのがドーミングトレーニング。 足指とMP関節とかかとで床を押して土踏まずを上げる。この時に足指を伸ばしている事(第一関節と第二…

少し進化したバリエーションの練習

バリエーションの練習をしていて、「ここはエトワールのバリエーションで教えて貰ったことが応用できる。」「ここは、普段のレッスンでのあのアドバイスが応用できる。」と思うことがあった。それは本来は当たり前で、過去のリハーサルや普段のレッスンが次…

ルティレのバランスで見つけたアンドゥオールの感覚

軸脚ルルベでルティレでバランス。バーレッスンでよくあるけど、なかなかコレっていうものが掴めない。でも今日、両脚をアンドゥオールし続けて床を押し続けながら上に伸び続けると固めたバランスでは無くて、ずっと伸び続けるバランスが取れる、と思った。…

小転子も踏む

最近のレッスンで「小転子も踏む」というアドバイスをよく耳にする。 実は最近じゃなくて結構前から先生は仰っているのだけど、私の耳に届いた、というか、意識できるようになったのが最近。 小転子も踏むことを意識すると、 ピケアラベスクなど片脚でピケに…

ポワントワークの基本、とにかく足指を使いたい

ポワントでアティテュードトゥールの練習をしていて、指を使うと高い位置で立てるし、コントロールも出来る、と思った。 ピルエットも同じ。 そもそもポワントでは足指を使ってコントロールすべきなのに、パドブレなどでは指使って、と散々言われるので意識…

ピルエットとアレグロの覚え書き

アンドゥオールピルエットの練習で、ルティレを背中側に、とアドバイスを受けた。正面でプリエから縦に立つ、と思うとどうしても軸脚、軸側だけを縦に入ることを考えてしまっていたけど、ルティレを背中側に、つまりルティレを軸脚と反対側に持って行く、と…

プリエについて

アンドゥオールについて考えていて、基本のプリエに立ち返ってみた。レッスンで毎回繰り返すプリエは何となくになりがちだけど、プリエのやり方を見直してみると、上体は脇を立てて胸を開いて肋骨は閉じて脇を立てるためにはアームスで脇をホールドしてお腹…

舞台の感想

通っているスタジオの発表会があって、今回はお手伝い。 本番は裏方仕事で見られなかったけど、ゲネプロを少しだけ見た。 昨年の舞台とは全然違う、と感じた人がいた。本人的には細かい失敗とかあるのだろうけど、安心して見ていられる安定感が去年とは全然…

ハムストリングスと床の関係

ジャンプでハムストリングスを意識して床を押し切る、ハムストリングスで床を押す、と意識すると床を使って跳べる。床を使って跳べる、というのは床に体重を乗せ切って床から押し返してくる力を使って跳べるという感じ。プリエを踏もう、と意識すると上体が…

バリエーションの解釈

先日、M先生からジゼル1幕のバリエーションの解釈について伺う機会があった。 その中でとても素敵だなぁと思ったのが、バリエーションの真ん中あたりでディアゴナルでケンケンするところ。 あそこは、ジゼルが初恋でドキドキしているのを表してると思う、と…

レッスンとトレーニングだけに向き合う

やるべき事をやるべき時にやるって大事だなぁ、って思う。今回は舞台に立たないでトレーニングとレッスンに向き合う時間、と決めたのでひたすらレッスンとトレーニングに励んでる。少しずつでもここをこうしたい、ここが弱いからこれが上手くいかない、と自…

軸の上に頭を載せる

今日初めて軸の上に頭を載せる感覚があった。ルティレでバランスを取ろうとしていて、軸の上に頭が乗り切って無いなぁと感じて軸にぐいっと頭を載せるようにすると床を押しながら上に伸びていく感じでバランスがとれる。普段思っているよりもっとずっと軸寄…

正しい練習が大切

跳び急がないでちゃんとドゥバンに脚を上げて跳んでそれから身体の向きと脚を入れ替える、と注意される。ジュテアントラッセの基本。すっごく注意して意識していないと自己流になる。でも基本に忠実にやってみると腰もあがるので、アームスや上体にも気をつ…

プリエの質 〜かかとを真っ直ぐ内側に引き入れるプリエ〜

右脚前の5番ポジションでグランプリエをすると左足が床を真っ直ぐ踏めていない、と指摘された。よく見てみると確かに足首が捻れている。かかとを真っ直ぐに内側に引き入れられていない。両側の土踏まずが均等に上がっていない。このポジションでも鎌足になっ…

アンドゥオールの重要性

バレエの基本はやっぱりアンドゥオール、ということを最近つくづく感じる。 鎌足の原因もアンドゥオール不足。 ディベロッペで脚を上げる時も軸脚も上げる脚もアンドゥオール。 昨日のレッスンでアラスゴンドに上げた脚をそのままで軸脚を回してアラベスクに…

ア・テールを大切にする

アテールの足の親指側の土踏まずが落ちてることに気づいた。 バーレッスンでもセンターレッスンでも。 最近、センターレッスンで何かとアテールがグラグラしてるなぁと感じていて、それで気がついた。 土踏まずが親指側に落ちているので、どうしても前にいく…

なんちゃってバレエの原因を考えてみた

なんちゃっては嫌なんだ、と言いつつ自分のバレエはなんちゃってだ。 レッスン量や身体条件、バレエ歴などの問題ではない、と最近思う。 昨日のレッスンでタン・ド・キュイスがアンシェヌマンに入っていて、その時にあ~、と思ったことがある。 タン・ド・キ…

グランバットマンで気を付けること

グランバットマンをセンターでやってみると、とっても難しい。 特にちょっと早めの音だと、閉じるのが間に合わない。 そして軸脚やボディもがっつり床に刺せない。 バーレッスンではバーの支えがあるので何とかなっているように思えても実は、 軸脚で床をし…

レッスンの受け方と自習の仕方

レッスンの受け方、レッスン後の自習の仕方について考えることがあった。レッスンでアームスの使い方、肩甲骨とアームスの繋がりについてとても詳しく丁寧に教えて頂いた。肩甲骨から動かしてアームスを使う、肩関節ではなくて腕関節を動かす、肩甲骨と腕関…

肋骨のポジションと上体

先週、あ、もう先々週かな、のレッスンで肋骨のポジションについて連続して説明を受けたり、直して頂いたりして、今までよりかなり明確に肋骨のポジションをイメージ出来た気がする。肋骨の輪郭を明確にする肋骨を一段斜め上に持ち上げて鎖骨は下ろすそうす…

内転筋と向き合う

年初に腹筋トレーニングを始めてから、トレーニングに目覚めている。内転筋の弱さに前々からうっすら気づいていたけど、何となく放置。でも最近トレーニングを始めてみると、レッスン中にもっと内転筋を使えるようになりたい、働かせたい、という気持ちがむ…

ポワントワークに必要なもの

ポワントワークがなかなかコントロールできない。 コントロールできない理由を足裏の弱さが一番の原因、と思っていたけど、Mちゃんと話していて他にも原因があると気づかされた。 お尻の筋肉が使えていない事 ハムストリングスの筋力不足(は気づいていた) …

背中とお尻について考えてみた

アテールでもルルベでも外側も踏んで立つ、いわゆる股関節を出して立つ、という事を考えたさせられた今日のレッスン。背中を高くしないと外側を踏めない。背中を高くするには、肋骨を斜め上に持ち上げておく必要がある。そこから肩甲骨からアームスの関係に…

自習を観察していて学んだこと

レッスン後に自習の様子を観察していると色々気が付くことがある。 自習ではなく普段のレッスンで他の人の踊りを見ていれば気が付く事なのかもしれないけど、レッスン中は自分に夢中なこともあり集中して他の人の踊りを観察する余裕はない。 昨日、上手なMさ…

新年の約束

フィンランドをこよなく愛している友達がブログに書いていたこと、フィンランド人は新年に自分自身への約束を考えるらしい。〜したい、とか、〜できますように、という願いではなくて、〜する!という自分への約束。そしてその新年の約束を破ると罰を受けな…

一歩踏み出す

通っているスタジオに以前ゲスト講師として教えに来て下さっていたN先生がチャコットでクラスを持っていらっしゃるので10年振りくらいにレッスンを受けた。 先生は覚えていて下さって、それがとても嬉しい。 先生のお手本を見ていると、10年前に毎週憧れる気…